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2020年代期待したいこと・注目したいこと(2020年〔令和2年〕1月1日公開)

 新たな年号に代わって初めて迎えた今年の元日は同時に2020年代の始まりの日でもある。その2020年代に中国地方において期待したいことや注目したいことを本サイトが取り扱う分野ごとに紹介することにしたい。

2020年代に開通する可能性のある中国地方を通る道路

※ここで取り上げる道路は2020年代に開通する可能性がある中国地方を通る道路(取り上げないものもありますがご了承願います)を国土交通省公式サイトの道路開通情報などを参考に紹介しております。また、開通時期が予想できないものや明らかに開通が2030年(令和12年)以降になると思われるものは取り上げておりません。

県名 路線名称 開通予定時期 備考
鳥取県 国道9号線
北条道路
(山陰自動車道)
2026年度
(令和8年度)
全てが国道9号線のバイパスとして建設されている山陰自動車道の鳥取県区間のうち、自動車専用道路としての整備がなされていなかった
鳥取県
広島県
国道183号線
鍵掛峠道路
2025年度
(令和7年度)
島根県 国道9号線
大田・静間道路
(山陰自動車道)
2023年度
(令和5年度)
国道9号線
静間・仁摩道路
(山陰自動車道)
国道9号線
出雲・湖陵道路
(山陰自動車道)
2024年度
(令和6年度)
国道9号線
湖陵・多伎道路
(山陰自動車道)
国道9号線
三隅・益田道路
(山陰自動車道)
2025年度
(令和7年度)
岡山県 国道180号線
総社バイパス
2022年度
(令和4年度)
国道180号線
岡山環状南道路
2024年度
(令和6年度)
国道180号線
一宮バイパス
2024年度
(令和6年度)
国道2号線
玉島・笠岡道路
2025年度
(令和7年度)
国道2号線
笠岡バイパス
2025年度
(令和7年度)
広島県 国道2号線
木原道路
2020年度
(令和2年度)
道バイパスと三原バイパスを繋ぐ自動車専用のバイパスで、全線が開通する。終点となる糸崎(いとさき)ランプ(三原市糸崎八丁目)が広島方面との出入りしかできない構造になっていることから木原道路だけの通行はできないのだが、木原バイパスの開通は広島県南東部にある国道2号線の五つのバイパス(注1)が一つに繋がることやそれにより福山市赤坂町早戸/赤坂バイパス早戸ランプ交差点三原市新倉二丁目/新倉交差点間が無停車で走行できるようになること、三原市木原一丁目〜三原市糸崎九丁目間に存在する異常気象時通行規制区間(注2)の迂回路が確保されることなどの効果を持っており、個人的には開通に期待している道路の一つである。また、高台を通っており、明かり区間が少なくないことから瀬戸内海の眺望が楽しめる点が売りになりそうである(無論脇見運転は厳禁であるが)。
国道2号線
東広島バイパス
2022年度
(令和4年度)

地域編〜中国地方の鉄道事情はどのようになるか〜

 2010年代の中国地方の鉄道に関する出来事で大きなものとしては次のようなものがあった。

道路編〜高速道路の上下4車線化・有料化問題はどうなるか〜

ラジオ編〜本当に中波放送を取りやめる放送局は出るのか〜

(注釈コーナー)

注1:

岡山方面から順に記すと赤坂バイパス→松永道路→尾道バイパス→木原道路→三原バイパスとなっている。尾道バイパスは1972年(昭和47年)、松永道路は1990年(平成2年)、赤坂バイパスは1998年(平成10年)、三原バイパスは2012年(平成24年)にそれぞれ全線開通を果たしており、木原道路の開通が待たれていた。

注2:路面が高波を受ける場合通行止めになる規制。かつては全区間が国土交通省管理になっていたが、2016年(平成28年)4月1日に実施された国道2号線三原バイパスの全線開通に伴う旧道処分により三原市糸崎八丁目/糸崎8丁目交差点を境に東側(国道2号線)は国土交通省が、西側(国道185号線)は広島県がそれぞれ管理するようになった。