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ニュースダイアリー・2025年(令和7年)12月分
←2025年(令和7年)11月分|2026年(令和8年)1月分→
12月1日(月曜日)…3件
| 分野 | 関係 都道府県名 |
記事 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ラジオ | 北海道 | 北海道放送苫小牧中波中継局が運用を終了する。 | 北海道放送(HBC、札幌市中央区北一条西五丁目)は本日午後0時をもって苫小牧中波中継局(苫小牧市高丘。周波数:801kHz。1985〜2025)の運用を終了した。 苫小牧中波中継局は1985年(昭和60年)に室蘭市以東の胆振総合振興局管内と浦河郡浦河町以西の日高振興局管内の太平洋沿岸部を中心とした地域を主たる受信対象範囲とする中継局として開局し、40年にわたって運用されてきた。しかし、苫小牧中波中継局の受信対象範囲のほとんどの地域では本局(江別市篠津。周波数:1287kHz)や室蘭中波中継局(室蘭市山手町一丁目。周波数:864kHz)、更には2016年(平成28年)10月19日に開局した北海道放送唯一(注1)のエフエム補完中継局・札幌エフエム中継局(札幌市西区平和。周波数:91.5MHz)が受信できることや老朽化が進展したことなどから運用終了措置に踏み切ったものと思われる。 北海道放送と、北海道放送と放送区域を同じくするSTVラジオ(STV、札幌市中央区北一条西八丁目)はこれまでともに17箇所の中波中継局を擁しており、日本で最も中波中継局の多い民間中波放送局だったのだが、今回の北海道放送苫小牧中波中継局の運用終了によりSTVラジオが単独で日本で最も中波中継局の多い民間中波放送局の座に就くことになった(注2)。 (出典) ・北海道放送公式サイト内の苫小牧中波中継局運用終了に関するページ |
| ラジオ | 岩手県 福島県 栃木県 新潟県 長野県 三重県 鳥取県 徳島県 香川県 愛媛県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 |
アイビーシー岩手放送・ラジオ福島・栃木放送・新潟放送・信越放送・東海ラジオ放送・山陰放送・四国放送・西日本放送・南海放送・長崎放送・熊本放送・大分放送・宮崎放送がエフエム放送局転換実証実験を開始する。 | アイビーシー岩手放送(IBC、盛岡市志家町)とラジオ福島(RFC、福島市下荒子)、栃木放送(CRT、宇都宮市昭和二丁目)、新潟放送(BSN、新潟市中央区川岸町三丁目)、信越放送(SBC、長野市問御所町)、東海ラジオ放送(SF、名古屋市東区東桜一丁目)、山陰放送(BSS、米子市西福原一丁目)、四国放送(JRT、徳島市中徳島町二丁目)、西日本放送(RNC、高松市丸の内)、南海放送(RNB、松山市本町一丁目)、長崎放送(NBC、長崎市尾上町)、熊本放送(RKK、熊本市中央区山崎町)、大分放送(OBS、大分市今津留三丁目)、宮崎放送(MRT、宮崎市橘通西四丁目)は本日、エフエム放送局に転換するに当たってどのような影響が出るのかなどを調べるエフエム放送局転換実証実験を開始した。 それぞれの民間中波放送局のエフエム放送局転換実証実験の内容は次の通りである。 ・アイビーシー岩手放送…宮古中波中継局(宮古市山口四丁目。周波数:1557kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・ラジオ福島…原町中波中継局(南相馬市原町区上北高平。周波数:801kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・栃木放送…3箇所ある全ての中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・新潟放送…小出・塩沢両中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・信越放送…上田・軽井沢・佐久各中波中継局の運用を本日午後1時をもって休止する。 ・東海ラジオ放送…尾鷲中波中継局(尾鷲市矢浜二丁目。周波数:1062kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない(注3))。 ・山陰放送…倉吉中波中継局(倉吉市和田東町。周波数:1557kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・四国放送…日和佐中波中継局(徳島県海部郡美波町日和佐浦。周波数:1269kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・西日本放送…白鳥・丸亀両中波中継局の運用を本日午前0時15分の放送終了をもって休止する(注4)。 ・南海放送…大洲・御荘両中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。更に本局(松山市井門町。周波数:1116kHz)の空中線電力を段階的に下げる運用を開始する(どの時間で実施するかは公表していない)。 ・長崎放送…諫早中波中継局(諫早市宇都町。周波数:1233kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・熊本放送…阿蘇・人吉両中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・大分放送…中津中波中継局(中津市下池永。周波数:1557kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・宮崎放送…小林・日南・都城各中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 今回の措置によりエフエム放送局転換実証実験に参加している民間中波放送局は47社中21社、対象となった中波中継局は254箇所(注5)中59箇所となった。 なお、本日をもって運用を休止した中波中継局はいずれも2026年(令和8年)9月30日まで運用を休止することになっている。また、南海放送の本局の空中線電力を段階的に下げる運用は本局の運用を休止する2026年(令和8年)2月10日まで行うことになっている。 (出典) ・アイビーシー岩手放送公式サイト内の宮古中波中継局運用休止について通知するページ ・ラジオ福島公式サイト内の原町中波中継局運用休止について通知するページ ・栃木放送公式サイト内の中波放送運用休止に関するページ ・新潟放送公式サイト内の中波中継局運用休止に関するページ ・信越放送公式サイト内の上田・軽井沢・佐久各中波中継局運用休止について通知するページ ・東海ラジオ放送公式サイト内の尾鷲中波中継局運用休止について通知するページ ・山陰放送公式サイト内の倉吉中波中継局運用休止について通知するページ ・四国放送公式サイト内の中波中継局運用休止に関するページ ・西日本放送公式サイト内の中波中継局運用休止に関するページ ・南海放送公式サイト内の中波中継局運用休止に関するページ ・長崎放送公式サイト内の諫早中波中継局運用休止について通知するページ ・熊本放送公式サイト内の阿蘇・人吉両中波中継局運用休止について通知するページ ・大分放送公式サイト内の中津中波中継局運用休止について通知するページ ・宮崎放送公式サイト内の小林・日南・都城各中波中継局運用休止について通知するページ |
| ラジオ | 山形県 | 山形放送鶴岡エフエム中継局が開局する。 | 山形放送(YBC、山形市旅篭町二丁目)は本日、山形放送としては2箇所目のエフエム補完中継局となる鶴岡エフエム中継局(鶴岡市大山。周波数:92.4MHz)を開局させた。 山形放送鶴岡エフエム中継局は山形放送鶴岡デジタルテレビ中継所(鶴岡市大山。16ch)に併設する形で設置されており、山形放送酒田・鶴岡両中波中継局の受信対象範囲である山形県庄内地方(酒田・鶴岡両市及び西田川・東田川両郡)を受信対象範囲としている。山形放送のラジオ部門は山形県庄内地方には2箇所(酒田・鶴岡)中波中継局を設置し、なおかつ他の中波中継局とともに周波数統一を図っていた(注6)が日本海に面している地域であるが故に国内外の中波放送との混信が著しかったことや鶴岡中波中継局(鶴岡市安丹。周波数:918kHz)は一級河川・赤川の支流の一つである大山川のそばにあり、浸水被害に遭う恐れがあったことからエフエム補完中継局の必要性があるとされていた。しかし、様々な事情(注7)があり、山形放送としては初めてのエフエム補完中継局となる山形エフエム中継局(山形市神尾。周波数:92.4MHz)が2018年(平成30年)10月15日に開局してから7年以上経ってようやく実現することになった。 東北地方にある民間中波放送局としてはいずれもエフエム放送局転換実証実験に参加している青森放送(RAB、青森市松森一丁目)・アイビーシー岩手放送・ラジオ福島に次いで複数のエフエム補完中継局を有することになった山形放送であるが、来年には米沢市に、更に2027年(令和9年)には新庄市にそれぞれエフエム補完中継局を整備していることを明かしている。青森放送・アイビーシー岩手放送・ラジオ福島には後れをとったが今後の山形放送のエフエム補完放送への取り組みは注目したいところである。 (出典) ・山形放送公式サイト |
12月8日(月曜日)
| 分野 | 関係 都道府県名 |
記事 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ラジオ | 新潟県 静岡県 徳島県 |
静岡放送がエフエム放送局転換実証実験を開始し、なおかつ新潟放送・四国放送がする。 | アイビーシー岩手放送(IBC、盛岡市志家町)とラジオ福島(RFC、福島市下荒子)、栃木放送(CRT、宇都宮市昭和二丁目)、新潟放送(BSN、新潟市中央区川岸町三丁目)、信越放送(SBC、長野市問御所町)、東海ラジオ放送(SF、名古屋市東区東桜一丁目)、山陰放送(BSS、米子市西福原一丁目)、四国放送(JRT、徳島市中徳島町二丁目)、西日本放送(RNC、高松市丸の内)、南海放送(RNB、松山市本町一丁目)、長崎放送(NBC、長崎市尾上町)、熊本放送(RKK、熊本市中央区山崎町)、大分放送(OBS、大分市今津留三丁目)、宮崎放送(MRT、宮崎市橘通西四丁目)は本日、エフエム放送局に転換するに当たってどのような影響が出るのかなどを調べるエフエム放送局転換実証実験を開始した。 それぞれの民間中波放送局のエフエム放送局転換実証実験の内容は次の通りである。 ・アイビーシー岩手放送…宮古中波中継局(宮古市山口四丁目。周波数:1557kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・ラジオ福島…原町中波中継局(南相馬市原町区上北高平。周波数:801kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・栃木放送…3箇所ある全ての中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・新潟放送…小出・塩沢両中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・信越放送…上田・軽井沢・佐久各中波中継局の運用を本日午後1時をもって休止する。 ・東海ラジオ放送…尾鷲中波中継局(尾鷲市矢浜二丁目。周波数:1062kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない(注3))。 ・山陰放送…倉吉中波中継局(倉吉市和田東町。周波数:1557kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・四国放送…日和佐中波中継局(徳島県海部郡美波町日和佐浦。周波数:1269kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・西日本放送…白鳥・丸亀両中波中継局の運用を本日午前0時15分の放送終了をもって休止する(注4)。 ・南海放送…大洲・御荘両中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。更に本局(松山市井門町。周波数:1116kHz)の空中線電力を段階的に下げる運用を開始する(どの時間で実施するかは公表していない)。 ・長崎放送…諫早中波中継局(諫早市宇都町。周波数:1233kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・熊本放送…阿蘇・人吉両中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・大分放送…中津中波中継局(中津市下池永。周波数:1557kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・宮崎放送…小林・日南・都城各中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 今回の措置によりエフエム放送局転換実証実験に参加している民間中波放送局は47社中21社、対象となった中波中継局は254箇所(注5)中59箇所となった。 なお、本日をもって運用を休止した中波中継局はいずれも2026年(令和8年)9月30日まで運用を休止することになっている。また、南海放送の本局の空中線電力を段階的に下げる運用は本局の運用を休止する2026年(令和8年)2月10日まで行うことになっている。 (出典) ・アイビーシー岩手放送公式サイト内の宮古中波中継局運用休止について通知するページ ・ラジオ福島公式サイト内の原町中波中継局運用休止について通知するページ ・栃木放送公式サイト内の中波放送運用休止に関するページ ・新潟放送公式サイト内の中波中継局運用休止に関するページ ・信越放送公式サイト内の上田・軽井沢・佐久各中波中継局運用休止について通知するページ ・東海ラジオ放送公式サイト内の尾鷲中波中継局運用休止について通知するページ ・山陰放送公式サイト内の倉吉中波中継局運用休止について通知するページ ・四国放送公式サイト内の中波中継局運用休止に関するページ ・西日本放送公式サイト内の中波中継局運用休止に関するページ ・南海放送公式サイト内の中波中継局運用休止に関するページ ・長崎放送公式サイト内の諫早中波中継局運用休止について通知するページ ・熊本放送公式サイト内の阿蘇・人吉両中波中継局運用休止について通知するページ ・大分放送公式サイト内の中津中波中継局運用休止について通知するページ ・宮崎放送公式サイト内の小林・日南・都城各中波中継局運用休止について通知するページ |
12月15日(月曜日)
| 分野 | 関係 都道府県名 |
記事 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ラジオ | 新潟県 岐阜県 愛知県 三重県 徳島県 |
静岡放送がエフエム放送局転換実証実験を開始し、なおかつ新潟放送・四国放送がする。 | アイビーシー岩手放送(IBC、盛岡市志家町)とラジオ福島(RFC、福島市下荒子)、栃木放送(CRT、宇都宮市昭和二丁目)、新潟放送(BSN、新潟市中央区川岸町三丁目)、信越放送(SBC、長野市問御所町)、東海ラジオ放送(SF、名古屋市東区東桜一丁目)、山陰放送(BSS、米子市西福原一丁目)、四国放送(JRT、徳島市中徳島町二丁目)、西日本放送(RNC、高松市丸の内)、南海放送(RNB、松山市本町一丁目)、長崎放送(NBC、長崎市尾上町)、熊本放送(RKK、熊本市中央区山崎町)、大分放送(OBS、大分市今津留三丁目)、宮崎放送(MRT、宮崎市橘通西四丁目)は本日、エフエム放送局に転換するに当たってどのような影響が出るのかなどを調べるエフエム放送局転換実証実験を開始した。 それぞれの民間中波放送局のエフエム放送局転換実証実験の内容は次の通りである。 ・アイビーシー岩手放送…宮古中波中継局(宮古市山口四丁目。周波数:1557kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・ラジオ福島…原町中波中継局(南相馬市原町区上北高平。周波数:801kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・栃木放送…3箇所ある全ての中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・新潟放送…小出・塩沢両中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・信越放送…上田・軽井沢・佐久各中波中継局の運用を本日午後1時をもって休止する。 ・東海ラジオ放送…尾鷲中波中継局(尾鷲市矢浜二丁目。周波数:1062kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない(注3))。 ・山陰放送…倉吉中波中継局(倉吉市和田東町。周波数:1557kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・四国放送…日和佐中波中継局(徳島県海部郡美波町日和佐浦。周波数:1269kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・西日本放送…白鳥・丸亀両中波中継局の運用を本日午前0時15分の放送終了をもって休止する(注4)。 ・南海放送…大洲・御荘両中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。更に本局(松山市井門町。周波数:1116kHz)の空中線電力を段階的に下げる運用を開始する(どの時間で実施するかは公表していない)。 ・長崎放送…諫早中波中継局(諫早市宇都町。周波数:1233kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・熊本放送…阿蘇・人吉両中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・大分放送…中津中波中継局(中津市下池永。周波数:1557kHz)の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 ・宮崎放送…小林・日南・都城各中波中継局の運用を休止する(どの時間で休止するかは公表していない)。 今回の措置によりエフエム放送局転換実証実験に参加している民間中波放送局は47社中21社、対象となった中波中継局は254箇所(注5)中59箇所となった。 なお、本日をもって運用を休止した中波中継局はいずれも2026年(令和8年)9月30日まで運用を休止することになっている。また、南海放送の本局の空中線電力を段階的に下げる運用は本局の運用を休止する2026年(令和8年)2月10日まで行うことになっている。 (出典) ・アイビーシー岩手放送公式サイト内の宮古中波中継局運用休止について通知するページ ・ラジオ福島公式サイト内の原町中波中継局運用休止について通知するページ ・栃木放送公式サイト内の中波放送運用休止に関するページ ・新潟放送公式サイト内の中波中継局運用休止に関するページ ・信越放送公式サイト内の上田・軽井沢・佐久各中波中継局運用休止について通知するページ ・東海ラジオ放送公式サイト内の尾鷲中波中継局運用休止について通知するページ ・山陰放送公式サイト内の倉吉中波中継局運用休止について通知するページ ・四国放送公式サイト内の中波中継局運用休止に関するページ ・西日本放送公式サイト内の中波中継局運用休止に関するページ ・南海放送公式サイト内の中波中継局運用休止に関するページ ・長崎放送公式サイト内の諫早中波中継局運用休止について通知するページ ・熊本放送公式サイト内の阿蘇・人吉両中波中継局運用休止について通知するページ ・大分放送公式サイト内の中津中波中継局運用休止について通知するページ ・宮崎放送公式サイト内の小林・日南・都城各中波中継局運用休止について通知するページ |
(注釈)
注1:現在北海道放送と、北海道放送と放送区域を同じくするSTVラジオではともに2箇所目のエフエム補完中継局となる旭川エフエム中継局(旭川市東旭川町倉沼)の開局準備を進めているところである。旭川エフエム中継局の周波数(92.6MHzと94.0MHz)は今年11月17日に総務省(東京都千代田区霞が関二丁目)が「超短波放送(FM放送)を行う中継局の免許の申請の受付」という形で公表しているが、現在のところどちらがどちらの周波数を使うのかは決まっていない。
なお、STVラジオと北海道放送の旭川エフエム中継局の開局時期も現在のところはっきりしていないが早くて2026年(令和8年)の秋頃になるのではないかと思われる。
注2:日本にある民間中波放送局で最も多くの中継局を所有しているのは山口放送(KRY、.周南市徳山)で、その数は20箇所(内訳は中波中継局6箇所/エフエム中継局14箇所)となっている。但し山口放送の中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で2024年(令和6年)7月29日午後0時に本局(周南市大津島。周波数:785kHz)の運用を止めたことをもって2026年(令和8年)9月30日まで全面運用休止中となっている。
なお、日本にある都道府県域民間エフエム放送局で最も多くの中継局を所有しているのは山口放送が放送区域としている山口県の東隣にある広島県を放送区域としている広島エフエム放送(HFM、広島市南区皆実町一丁目)で、その数は13箇所となっている。
注3:東海ラジオ放送は第一次エフエム放送局転換実証実験では恵那・下呂・新城・豊橋・上野各中波中継局の運用を休止しているのだが公式サイトで恵那・下呂・上野各中波中継局については2024年(令和6年)7月1日午前0時に、新城・豊橋両中波中継局については2024年(令和6年)8月1日午前0時にそれぞれ運用を休止することを通知している。そのことから考えて東海ラジオ放送尾鷲中波中継局は2025年(令和7年)12月1日午前0時に運用を休止した可能性が考えられるところである。
なお、東海ラジオ放送の放送終了時間は月曜日午前2時15分となっているが、運用休止が月曜日になった中波中継局(該当するのは恵那・下呂・上野・尾鷲各中波中継局。なお、恵那・下呂・上野各中波中継局が運用を休止した2024年〔令和6年〕の曜日パターンはこちらで公開しているので併せてご覧頂きたい)の運用休止を放送終了時間となる午前2時15分ではなく午前0時としたのはなぜなのだろうか。東海ラジオ放送としてはその日が始まる時、すなわち午前0時から始めるのが好ましいという考えがあったのかもしれないのだがせめて放送終了時間までは運用して頂きたかったと思うのは私だけだろうか。
(参考資料:2025年〔令和7年〕12月中に中波中継局の運用休止を開始する民間中波放送局の日曜日深夜〔月曜日早朝〕における放送終了時間と月曜日早朝における放送開始時間)
| 放送局名 | 放送終了時間 | 放送開始時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| アイビーシー岩手放送 | 午前0時 | 午前4時 | |
| ラジオ福島 | 午前0時5分 | 午前5時 | |
| 栃木放送 | 午前0時 | 午前5時 | |
| 新潟放送 | 午前1時30分 | 午前5時 | 毎月最終日曜日については自社制作番組「チェ・ジバラのつづき」(月曜日午前1時〜午前1時30分)を休止して自社制作番組「Show! presents GGラジオ」(月曜日午前1時〜午前2時)を放送するため放送終了時間は30分繰り下がって月曜日午前2時になる。 |
| 信越放送 | 午前0時49分 | 午前5時 | |
| 静岡放送 | 午前0時 | 午前5時 | 2023年(令和5年)春時点では月曜日午前2時放送終了→月曜日午前4時放送開始となっており、日曜日深夜(月曜日早朝)に放送休止を設定している都道府県域民間ラジオ放送局で最も放送休止時間が短い放送局だったのだが経営環境が厳しくなったからか放送休止時間はその後拡大され、現在では左記の通り月曜日午前0時放送終了→月曜日午前5時放送開始となっている。 |
| CBCラジオ | 午前2時 | 午前5時 | CBCラジオ公式サイトで閲覧できる番組表では月曜日午前1時放送終了→月曜日午前5時放送開始となっているのだが第一〜四日曜日の深夜(月曜日午前1時〜午前2時)に番組が設定されていること(第一日曜日深夜・第三日曜日深夜…「大津功のイケ爺になりた〜い!」/第二日曜日深夜…「北野誠の深夜の雑談」/第四日曜日深夜…「小松原沙織の夜間飛行」)から通常の放送終了時間となる月曜日午前1時で放送を終了することは少ない(そもそも日曜日が5回ある月は多くない)と判断して本サイトでは通常の放送終了時間を月曜日午前2時と見なしている。 |
| 東海ラジオ放送 | 午前2時15分 | 午前5時 | 2023年(令和5年)春時点では日曜日深夜(月曜日早朝)に放送休止を設定している都道府県域民間ラジオ放送局で最も遅くまで放送している放送局だったのだがその後原則として一切放送休止を設定していなかったエフエム栃木(愛称:RADIO BERRY。宇都宮市中央一丁目)が月曜日午前2時55分〜午前5時に放送休止を設定したことなどから現在はその座を降りている。 |
| 山陰放送 | 午前0時 | 午前5時 | 日曜日深夜(月曜日早朝)だけでなく土曜日深夜(日曜日早朝)にも放送休止時間(日曜日午前3時〜午前5時)を設定している数少ない都道府県民間ラジオ放送局である(他には山梨放送〔YBS、甲府市北口二丁目〕・エフエム富士〔FMF、甲府市川田町〕・エフエム京都〔愛称:α-STATION。京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町〕・RSK山陽放送〔RSK、岡山市北区天神町〕・エフエム愛媛〔松山市竹原町一丁目〕・ラジオ沖縄〔ROK、那覇市西一丁目〕がある。このうちエフエム富士・エフエム京都・エフエム愛媛は現在一切終夜放送を行っていない〔エフエム京都・エフエム愛媛は過去に終夜放送を実施していた時期はある〕)。 |
| 四国放送 | 午前0時 | 午前5時 | |
| 西日本放送 | 午前0時15分 | 午前4時 | 四国地方にある民間中波放送局で最も放送終了時間が遅く、最も放送開始時間が早い放送局である(他の四国地方にある民間中波放送局、すなわち四国放送・南海放送・高知放送〔RKC、高知市本町三丁目〕はいずれも月曜日午前0時に放送を終了し、月曜日午前5時に放送を開始しているため)。記すまでもないが四国地方にある民間中波放送局で最も一週間の総放送時間が長く、なおかつ最も放送休止時間が短い放送局にもなっている(ちなみに西日本放送と放送区域を同じくするエフエム香川〔高松市上之町二丁目〕も四国地方にある都道府県域民間エフエム放送局で最も一週間の総放送時間が長く、なおかつ最も放送休止時間が短い放送局になっている。エフエム香川は原則として一切放送休止は設定していないからである)。 |
| 南海放送 | 午前0時 | 午前5時 | |
| 長崎放送 | 午前1時 | 午前4時 | |
| 熊本放送 | 午前0時29分 | 午前4時 | 熊本放送公式サイトで閲覧できる番組表による(一週間の最終番組となる「岡本京太郎の歌謡ルネッサンス」〔月曜日午前0時〜午前0時29分。表記は熊本放送公式サイトで閲覧できる番組表による〕の出演者である歌手・岡本京太郎の公式サイト〔それはこちら〕では「岡本京太郎の歌謡ルネッサンス」の熊本放送における放送時間は月曜日午前0時〜午前0時30分となっており、その場合の放送終了時間は月曜日午前0時30分となるのだがここでは熊本放送公式サイトの記載に従っている)。 |
| 大分放送 | 午前0時30分 | 午前5時 | |
| 宮崎放送 | 午前1時 | 午前5時 |
注4:西日本放送公式サイト内の中波中継局休止に関するページには白鳥・丸亀両中波中継局の運用休止は2025年(令和7年)12月1日早朝の放送開始からと記している。時間は明記していないのだが西日本放送公式サイトで閲覧できる番組表や2025年(令和7年)11月30日付中国新聞備後本社版朝刊のテレビ・ラジオ欄などによると西日本放送の放送終了時間は月曜日午前0時15分、放送開始時間は月曜日午前4時になっているので白鳥・丸亀両中波中継局は2025年(令和7年)12月1日午前0時15分の放送終了をもって運用休止に入ることが確定的になったと言えるのではないのだろうか。
注5:民間中波放送局が所有する中波中継局の数は2025年(令和7年)12月1日午後0時に運用を終了する北海道放送苫小牧中波中継局を除いて計上している。
(参考資料:2025年〔令和7年〕12月1日時点の民間中波放送局が所有する中波中継局箇所数)
| 放送区域 | 放送局名 | 所有 中波中継局数 |
備考 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | STVラジオ (STV、札幌市中央区北一条西八丁目) |
17 | 日本にある民間中波放送局で最も多くの中波中継局を所有している放送局である。 |
| 北海道放送 (HBC、札幌市中央区北一条西五丁目) |
16 | テレビ・ラジオ兼営局。 本日午後0時まではSTVラジオとともに日本にある民間中波放送局で最も多くの中波中継局を所有している放送局だったのだが苫小牧中波中継局が本日午後0時をもって運用を終了して廃止されたため日本にある民間中波放送局で最も多くの中波中継局を所有している放送局ではなくなった。 |
|
| 青森県 | 青森放送 (RAB、青森市松森一丁目) |
6 | テレビ・ラジオ兼営局。 |
| 岩手県 | アイビーシー岩手放送 (IBC、盛岡市志家町) |
7 | テレビ・ラジオ兼営局。 所有中波中継局のうち田野畑・宮古両中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は5箇所になっている。 |
| 宮城県 | 東北放送 (TBC、仙台市太白区八木山香澄町) |
4 | テレビ・ラジオ兼営局。 |
| 秋田県 | 秋田放送 (ABS、秋田市中通七丁目) |
6 | テレビ・ラジオ兼営局。 |
| 山形県 | 山形放送 (YBC、山形市旅篭町二丁目) |
6 | テレビ・ラジオ兼営局。 中波中継局の周波数は918kHzに統一している。 |
| 福島県 | ラジオ福島 (RFC、福島市下荒子) |
5 | 所有中波中継局のうち原町中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は4箇所になっている。 |
| 茨城県 | LuckyFM茨城放送 (IBS、水戸市千波町) |
3 | 愛称:LuckyFM。 略称のIBSは2021年(令和3年)4月1日以降は公的には用いられていない。 所有中波中継局のうち関城・土浦両中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は1箇所になっている。 |
| 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 |
TBSラジオ (TBS、東京都港区赤坂五丁目) |
1 | JRN系列の総本山。 都道府県ごとの中波中継局の数は埼玉県1箇所となっている。 |
| ニッポン放送 (LF、東京都千代田区有楽町一丁目) |
1 | NRN系列の総本山の一つ。 都道府県ごとの中波中継局の数は千葉県1箇所となっている。 |
|
| 文化放送 (QR、東京都港区浜松町一丁目) |
1 | NRN系列の総本山の一つ。 都道府県ごとの中波中継局の数は埼玉県1箇所となっている。 |
|
| 栃木県 | 栃木放送 (CRT、宇都宮市昭和二丁目) |
3 | 所有する全ての中波中継局は全てエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は一切ない状態になっている。 |
| 神奈川県 | アール・エフ・ラジオ日本 (RF、横浜市中区長者町五丁目) |
2 | 放送区域は神奈川県だけであるが自社制作番組の大半は東京支社(東京都港区麻布台二丁目)で制作されている。 |
| 新潟県 | 新潟放送 (BSN、新潟市中央区川岸町三丁目) |
8 | テレビ・ラジオ兼営局。 所有中波中継局のうち柏崎・小出・塩沢・長岡各中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は4箇所になっている。 |
| 山梨県 | 山梨放送 (YBS、甲府市北口二丁目) |
3 | テレビ・ラジオ兼営局。 中波中継局の周波数は765kHzに統一している。 |
| 長野県 | 信越放送 (SBC、長野市問御所町) |
8 | テレビ・ラジオ兼営局。 所有中波中継局のうち上田・軽井沢・佐久各中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は5箇所になっている。 |
| 富山県 | 北日本放送 (KNB、富山市牛島町) |
1 | テレビ・ラジオ兼営局。 |
| 石川県 | 北陸放送 (MRO、金沢市本多町三丁目) |
4 | テレビ・ラジオ兼営局。 所有中波中継局のうち七尾・山中・輪島各中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は1箇所になっている。 |
| 福井県 | 福井放送 (FBC、福井市大和田二丁目) |
3 | テレビ・ラジオ兼営局。 所有中波中継局のうち小浜・敦賀両中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は1箇所になっている。 |
| 岐阜県 | 岐阜放送 (GBS、岐阜市橋本町二丁目) |
6 | 愛称:ぎふチャン。 テレビ・ラジオ兼営局。 |
| 岐阜県 愛知県 三重県 |
CBCラジオ (CBC、名古屋市中区新栄一丁目) |
10 | 都道府県ごとの中波中継局の数は岐阜県4箇所・愛知県2箇所・三重県4箇所となっている。 |
| 東海ラジオ放送 (SF、名古屋市東区東桜一丁目) |
10 | 都道府県ごとの中波中継局の数は岐阜県4箇所・愛知県3箇所・三重県3箇所となっている。 所有中波中継局のうち恵那・下呂・新城・豊橋・上野・尾鷲各中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は4箇所(内訳は岐阜県2箇所・愛知県1箇所・三重県1箇所)になっている。 |
|
| 静岡県 | 静岡放送 (SBS、静岡市駿河区登呂三丁目) |
12 | テレビ・ラジオ兼営局。 |
| 滋賀県 京都府 |
京都放送 (KBS、京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町) |
4 | 愛称:KBS京都(京都放送と呼称することはあまりない)。 テレビ・ラジオ兼営局(但しテレビ放送の放送区域は京都府だけとなっており、ラジオ放送の放送区域とは一致していない)。 都道府県ごとの中波中継局の数は滋賀県1箇所・京都府3箇所となっている。 |
| 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 |
朝日放送ラジオ (ABC、大阪市福島区福島一丁目) |
1 | 都道府県ごとの中波中継局の数は大阪府1箇所となっている。 |
| MBSラジオ (MBS、大阪市北区茶屋町) |
1 | 愛称:Mラジ。 都道府県ごとの中波中継局の数は大阪府1箇所となっている。 |
|
| ラジオ大阪 (OBC、大阪市港区弁天一丁目) |
1 | 中波ステレオ放送を実施している放送局の一つ。 都道府県ごとの中波中継局の数は大阪府1箇所となっている。 |
|
| 兵庫県 | ラジオ関西 (CRK、神戸市中央区東川崎町一丁目) |
2 | |
| 和歌山県 | 和歌山放送 (WBS、和歌山市湊本町三丁目) |
8 | 中波ステレオ放送を実施している放送局の一つ(但し実施しているのは本局〔和歌山市狐島。周波数:1431kHz〕だけである)。 |
| 鳥取県 島根県 |
山陰放送 (BSS、米子市西福原一丁目) |
7 | テレビ・ラジオ兼営局。 都道府県ごとの中波中継局の数は鳥取県3箇所・島根県4箇所となっている。 所有中波中継局のうち倉吉中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は6箇所(内訳は鳥取県2箇所・島根県4箇所)になっている。 |
| 岡山県 | RSK山陽放送 (RSK、岡山市北区天神町) |
7 | テレビ・ラジオ兼営局(但しテレビ放送の放送区域は香川県を含めており、ラジオ放送の放送区域とは一致していない)。 中波中継局の周波数は1494kHzに統一している。 |
| 広島県 | 中国放送 (RCC、広島市中区基町) |
7 | テレビ・ラジオ兼営局。 |
| 山口県 | 山口放送 (KRY、周南市徳山) |
6 | テレビ・ラジオ兼営局。 所有する全ての中波中継局は全てエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は一切ない状態になっている。 |
| 徳島県 | 四国放送 (JRT、徳島市中徳島町二丁目) |
4 | テレビ・ラジオ兼営局。 中波中継局の周波数は1269kHzに統一している。 |
| 香川県 | 西日本放送 (RNC、高松市丸の内) |
4 | テレビ・ラジオ兼営局(但しテレビ放送の放送区域は岡山県を含めており、ラジオ放送の放送区域とは一致していない)。 中波中継局の周波数は1449kHzに統一している。 所有中波中継局のうち白鳥・丸亀両中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は2箇所になっている。 |
| 愛媛県 | 南海放送 (RNB、松山市本町一丁目) |
6 | テレビ・ラジオ兼営局。 中波中継局の周波数は1116kHzに統一している。 所有中波中継局のうち宇和島・大洲・新居浜・御荘・八幡浜各中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は1箇所になっている。 |
| 高知県 | 高知放送 (RKC、高知市本町三丁目) |
5 | テレビ・ラジオ兼営局。 |
| 福岡県 | RKB毎日放送 (RKB、福岡市早良区百道浜二丁目) |
4 | テレビ・ラジオ兼営局。 所有中波中継局のうち行橋中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は3箇所になっている。 |
| 九州朝日放送 (KBC、福岡市中央区長浜一丁目) |
4 | テレビ・ラジオ兼営局。 所有中波中継局のうち行橋中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は3箇所になっている。 |
|
| 佐賀県 長崎県 |
長崎放送 (NBC、長崎市尾上町) |
10 | テレビ・ラジオ兼営局(但しテレビ放送の放送区域は長崎県だけとなっており、ラジオ放送の放送区域とは一致していない)。 都道府県ごとの中波中継局の数は佐賀県4箇所・長崎県6箇所となっている。 所有中波中継局のうち佐賀・有田・伊万里・唐津・諫早各中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は5箇所(内訳は佐賀県0箇所・長崎県5箇所)になっている。 |
| 熊本県 | 熊本放送 (RKK、熊本市中央区山崎町) |
10 | テレビ・ラジオ兼営局。 中波中継局の周波数は1197kHzに統一している。 所有中波中継局のうち阿蘇・荒尾・人吉各中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は7箇所になっている。 |
| 大分県 | 大分放送 (OBS、大分市今津留三丁目) |
6 | テレビ・ラジオ兼営局。 所有中波中継局のうち中津中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は5箇所になっている。 |
| 宮崎県 | 宮崎放送 (MRT、宮崎市橘通西四丁目) |
7 | テレビ・ラジオ兼営局。 中波中継局の周波数は936kHzに統一している。 所有中波中継局のうち小林・日南・都城各中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は4箇所になっている。 |
| 鹿児島県 | 南日本放送 (MBC、鹿児島市高麗町) |
5 | テレビ・ラジオ兼営局。 所有中波中継局のうち阿久根・大口・川内各中波中継局はエフエム放送局転換実証実験の一環で運用を休止しているため現在運用中の中波中継局は2箇所になっている。 |
| 沖縄県 | ラジオ沖縄 (ROK、那覇市西一丁目) |
1 | |
| 琉球放送 (RBC、那覇市久茂地二丁目) |
1 | 愛称:RBCiラジオ。 テレビ・ラジオ兼営局。 |
|
| 合計 | 254 | ||
注6:山形放送が全ての中波中継局の周波数を918kHzに統一したのは1995年(平成7年)9月18日のことである。それまでは内陸部(本局〔山形市沼木〕及び新庄・米沢両中波中継局。小国中波中継局〔山形県西置賜郡小国町増岡。周波数:918kHz〕は周波数統一後の1995年〔平成7年〕12月21日に開局したので含まれない)と庄内地方(酒田・鶴岡両中波中継局)で周波数が分かれていた(内陸部…918kHz/庄内地方…1098kHz)のだが周波数統一により周波数を変えることなく山形放送の番組を聴きながら移動できるようになった。
なお、東北地方にある民間中波放送局で全ての中波中継局の周波数統一を図ったところは山形放送だけである。
注7:考えられるものとしては次に挙げるものがある。
・そもそもエフエム補完放送に対して消極的だったこと。下表をご覧頂ければうかがえるように山形放送のエフエム補完放送開始は47社中43番目となっており、東北地方にある民間中波放送局では最後にエフエム補完中継局を設置した放送局となった。
| 順位 | 放送局名 | 開始年月日 | 所有 エフエム補完 中継局数 |
備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 北日本放送 (KNB、富山市牛島町) |
1991年 (平成3年) 9月27日 |
3 | 日本で初めてエフエム電波を用いた中継局を設置した放送局である(設置理由は混信対策)。 エフエム補完中継局と称されるエフエム補完放送制度創設後初めてとなるエフエム中継局は2014年(平成26年)12月1日に開局している(南海放送初のエフエム中継局と同じ日)。 |
| 2 | ラジオ沖縄 (ROK、那覇市西一丁目) |
2001年 (平成13年) 4月1日 |
10 | エフエム補完中継局と称されるエフエム補完放送制度創設後初めてとなるエフエム中継局は2017年(平成29年)12月16日に開局している(琉球放送〔RBC、那覇市久茂地二丁目〕と同じ日)。 |
| 琉球放送 (RBC、那覇市久茂地二丁目) |
2001年 (平成13年) 4月1日 |
10 | 愛称:RBCiラジオ。 エフエム補完中継局と称されるエフエム補完放送制度創設後初めてとなるエフエム中継局は2017年(平成29年)12月16日に開局している(ラジオ沖縄と同じ日)。 |
|
| 4 | 南海放送 (RNB、松山市本町一丁目) |
2014年 (平成26年) 12月1日 |
12 | エフエム補完中継局制度創設後初めてエフエム中継局を開局させた放送局である(北日本放送〔KNB、富山市牛島町〕と同じ日だが北日本放送はその時点で既に2箇所エフエム中継局を有しているのでエフエム補完中継局と称される初めての中継局を開局させたのは南海放送となる)。 |
| 5 | 南日本放送 (MBC、鹿児島市高麗町) |
2015年 (平成27年) 1月1日 |
6 | |
| 6 | 秋田放送 (ABS、秋田市中通七丁目) |
2015年 (平成27年) 3月2日 |
1 | |
| 7 | アイビーシー岩手放送 (IBC、盛岡市志家町) |
2015年 (平成27年) 3月29日 |
11 | |
| 8 | 山口放送 (KRY、周南市徳山) |
2015年 (平成27年) 7月21日 |
14 | 日本で最も多くのエフエム補完中継局を有する民間中波放送局である。 |
| 9 | LuckyFM茨城放送 (IBS、水戸市千波町) |
2015年 (平成27年) 8月17日 |
3 | 愛称:Lucky FM(略称は2021年〔令和3年〕4月1日以降は公的には用いられていない)。 |
| 10 | CBCラジオ (CBC、名古屋市中区新栄一丁目) |
2015年 (平成27年) 10月1日 |
2 | |
| 東海ラジオ放送 (SF、名古屋市東区東桜一丁目) |
2015年 (平成27年) 10月1日 |
2 | ||
| 長崎放送 (NBC、長崎市尾上町) |
2015年 (平成27年) 10月1日 |
5 | ||
| 13 | 新潟放送 (BSN、新潟市中央区川岸町三丁目) |
2015年 (平成27年) 10月20日 |
4 | |
| 14 | 中国放送 (RCC、広島市中区基町) |
2015年 (平成27年) 12月1日 |
5 | |
| 15 | TBSラジオ (TBS、東京都港区赤坂五丁目) |
2015年 (平成27年) 12月7日 |
1 | |
| ニッポン放送 (LF、東京都千代田区有楽町一丁目) |
2015年 (平成27年) 12月7日 |
1 | ||
| 文化放送 (QR、東京都港区浜松町一丁目) |
2015年 (平成27年) 12月7日 |
1 | ||
| 18 | ラジオ福島 (RFC、福島市下荒子) |
2016年 (平成28年) 1月27日 |
8 | |
| 19 | 朝日放送ラジオ (ABC、大阪市福島区福島一丁目) |
2016年 (平成28年) 3月19日 |
1 | |
| MBSラジオ (MBS、大阪市北区茶屋町) |
2016年 (平成28年) 3月19日 |
1 | 愛称:Mラジ。 | |
| ラジオ大阪 (OBC、大阪市港区弁天一丁目) |
2016年 (平成28年) 3月19日 |
1 | ||
| 22 | RKB毎日放送 (RKB、福岡市早良区百道浜二丁目) |
2016年 (平成28年) 3月28日 |
4 | |
| 九州朝日放送 (KBC、福岡市中央区長浜一丁目) |
2016年 (平成28年) 3月28日 |
4 | ||
| 24 | 宮崎放送 (MRT、宮崎市橘通西四丁目) |
2016年 (平成28年) 4月1日 |
2 | |
| 25 | 熊本放送 (RKK、熊本市中央区山崎町) |
2016年 (平成28年) 5月1日 |
5 | |
| 26 | 和歌山放送 (WBS、和歌山市湊本町三丁目) |
2016年 (平成28年) 5月30日 |
6 | |
| 27 | 大分放送 (OBS、大分市今津留三丁目) |
2016年 (平成28年) 6月23日 |
3 | |
| 28 | 北陸放送 (MRO、金沢市本多町三丁目) |
2016年 (平成28年) 8月1日 |
5 | |
| 29 | STVラジオ (STV、札幌市中央区北一条西八丁目) |
2016年 (平成28年) 10月19日 |
1 | |
| 北海道放送 (HBC、札幌市中央区北一条西五丁目) |
2016年 (平成28年) 10月19日 |
1 | ||
| 31 | 静岡放送 (SBS、静岡市駿河区登呂三丁目) |
2016年 (平成28年) 12月1日 |
6 | |
| 32 | 山陰放送 (BSS、米子市西福原一丁目) |
2017年 (平成29年) 3月1日 |
2 | |
| 33 | 福井放送 (FBC、福井市大和田二丁目) |
2017年 (平成29年) 4月1日 |
7 | |
| 34 | 東北放送 (TBC、仙台市太白区八木山香澄町) |
2017年 (平成29年) 5月1日 |
1 | |
| 35 | 青森放送 (RAB、青森市松森一丁目) |
2017年 (平成29年) 10月1日 |
4 | |
| 36 | 山梨放送 (YBS、甲府市北口二丁目) |
2017年 (平成29年) 12月24日 |
3 | |
| 37 | 栃木放送 (CRT、宇都宮市昭和二丁目) |
2017年 (平成29年) 12月28日 |
5 | |
| 38 | 岐阜放送 (GBS、岐阜市橋本町二丁目) |
2018年 (平成30年) 3月10日 |
1 | |
| 39 | RSK山陽放送 (RSK、岡山市北区天神町) |
2018年 (平成30年) 3月21日 |
1 | |
| 40 | 信越放送 (SBC、長野市問御所町) |
2018年 (平成30年) 3月26日 |
7 | |
| 41 | 京都放送 (KBS、京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町) |
2018年 (平成30年) 4月2日 |
1 | 愛称:KBS京都(京都放送と呼称することはあまりない)。 |
| 42 | 四国放送 (JRT、徳島市中徳島町二丁目) |
2018年 (平成30年) 9月30日 |
4 | |
| 43 | 山形放送 (YBC、山形市旅篭町二丁目) |
2018年 (平成30年) 10月15日 |
2 | |
| 44 | ラジオ関西 (CRK、神戸市中央区東川崎町一丁目) |
2019年 (平成31年) 4月1日 |
2 | |
| 45 | 高知放送 (RKC、高知市本町三丁目) |
2020年 (令和2年) 2月10日 |
1 | |
| 46 | 西日本放送 (RNC、高松市丸の内) |
2020年 (令和2年) 2月16日 |
1 | |
| 47 | アール・エフ・ラジオ日本 (RF、横浜市中区長者町五丁目) |
2020年 (令和2年) 3月16日 |
1 |
・山形放送の経営事情が厳しくなったこと。背景にはテレビ番組を見たりラジオ番組を聴いたりする人が少なくなったことやインターネットが急激に普及し、広告収入が減ったこと、テレビ放送のデジタル化で多額の費用がかかったこと、山形県の人口が減少の一途をたどり、100万人の大台を割ろうとしていること、経済基盤が脆弱なこと、新型コロナウィルス感染症の世界的な流行が起きたことなどが挙げられる。
・そもそもエフエム補完放送の取り組みは総務省が半ば強制的に取り組ませた施策であり、積極的になれない民間中波放送局が多かったこと。私として未だに納得が行かないのはテレビ放送局を兼営しているところが多い(47社中31社)にもかかわらずテレビ放送のデジタル化からまだ数年しか経っていないところで制度を創設したことや2020年(令和2年)3月31日までに開局させないと周波数割り当てを破棄するとしたこと(だから私は2020年〔令和2年〕に入ってようやく初めてのエフエム補完中継局を開局させたアール・エフ・ラジオ日本〔RF、横浜市中区長者町五丁目〕や西日本放送、高知放送〔RKC、高知市本町三丁目〕に対して一日も早く取り組むように総務省が密かに指導を入れていたのではないかと考えている)、同時並行でエフエム補完放送が普及するような対策(幹線道路のトンネルで受信できるようにすることや政見放送を全てのエフエム放送局でも流せるようにすることなど)を行わなかったことである。総務省が何を考えていたのかは分からないが、せめて周波数割り当て破棄期限を設けないことやエフエム補完放送が普及するような対策を打つように関係省庁に要請し、実現させることぐらいはしても良かったのではないのだろうか。
・山形放送のエフエム補完中継局で使用している周波数は2014年(平成26年)に使用を開始した周波数帯(90.1〜95.0MHz)から選んでいるため定着に時間がかかったこと。市販のラジオ受信機は大半の機種で2014年(平成26年)に使用を開始した周波数帯、更には今年から使用を開始した周波数帯(95.1〜99.0MHz。但し実際に使用しているところはまだ存在しない)に対応しているが問題は自動車のラジオ受信機である。自動車のラジオ受信機では2014年(平成26年)以降に使用を開始した周波数帯に対応していないものが多いことや未だに市販のカーステレオ機器で従来の周波数帯(76.0〜90.0MHz)しか受信できないものが売られていること(多くの場合それは安い値段が付けられている)、2014年(平成26年)以降に使用を開始した周波数帯に対応している機種に買い替えるのに多額の費用がかかること(車種によっては買い替え不可能なものもある)、更に前に記したように幹線道路のトンネルのラジオ再送信設備ではエフエム補完放送が対象外になっていることからなかなか定着しないでいるものと思われる。
・山形放送の主たる聴取者層となる中高年層にエフエム放送に対して抵抗感を持っている人が多いこと。理由としては山形県が高齢化率の高いところであり、中高年層を意識した放送を展開しないと聴取者を獲得できないことや長い間中波放送だけでやってきたところがいきなりエフエム放送を始めても聴取者は戸惑うだけであること、長年聴いてきた中波放送に対する愛着が強く、いくらエフエム放送の利点を説明してもなかなかエフエム放送に切り替えようとしないことなどが考えられる。