トップページ不定期刊・きょうのトピックス不定期刊・きょうのトピックス2017年(平成29年)分2017年(平成29年)の「重大」ニュースを斬る

2017年(平成29年)の「重大」ニュースを斬る(2017年〔平成29年〕12月31日公開)

 振り返れば今年もいろいろなことがあった。腑に落ちないこと、腹が立つこと、嬉しいこと、驚かされたことなどいろいろあったが、そこでこの「不定期刊・きょうのトピックス」では2017年(平成29年)最後の企画として今年の重大ニュースを斬ることにした。但し、ここで取り上げる重大ニュースは本サイトの内容に沿ったもの、すなわち中国地方の地域・ラジオ・道路に関係したものであり、広く知られたものは取り扱わない。その点を踏まえた上でこのページをご覧頂きたい。
 なお、取り扱ったニュースは地域編とラジオ編は3個、道路編は4個とした。また、順位は付けないことにした。その点はご理解頂きたい。

地域編

下関市中心部の小学校で統廃合が実施される

(概要)

 下関市中心部にあった下関市立神田小学校(下関市西神田町)が今年3月31日をもって廃校となり、下関市立桜山小学校(下関市上新地町二丁目)に統合された。1955年(昭和30年)に開校した下関市立神田小学校は若くして不治の病に倒れた名優・松田優作(1949〜1989)の出身校として知られているが、一時期は1,500人を超える児童が在学していたこの学校も近年は少子・高齢化などから児童数は減っており、廃校時点の児童数は49人になっていた。下関市では2005年(平成17年)2月13日に下関市と豊浦郡菊川・豊浦・豊田・豊北(ほうほく)各町が統合して再発足してから適正配置を大義名分として市立小学校・中学校の統廃合を推進しているが、神田小学校は中心部の学校で初めて統廃合の憂き目に遭うことになった。

(コメント)

 現在の下関市は(概要)でも記した通り2005年(平成17年)2月13日に下関市と豊浦郡菊川・豊浦・豊田・豊北各町が統合して発足した自治体であるが、人口は減少の一途をたどっており、2015年(平成27年)10月1日実施の国勢調査によると人口は26万8,517人と旧下関市時代(1902〜2005)で最多だった1985年(昭和60年)の26万9,169人を下回ってしまった。どれだけ人口減少が著しいかがうかがえるのだが、そういうことから下関市では再発足後間もない頃から市立小学校・中学校の適正配置について検討を重ねてきた。2009年(平成21年)春の市長の交代により頓挫しかけたかに見えたこの構想であったが、市長が代わっても人口が減少するという状況は全く変わらず、現在は第二期計画(期間:2015〜2019年度〔平成27〜31年度〕)の途中にある(注1)。現在の下関市が発足してからの市立小学校・中学校の統廃合状況を示すと下表の通りになる。

種類 校名 所在地 廃校年 概要
小学校 下関市立三豊小学校 下関市豊田町地吉 2008年
(平成20年)
左記は休校した年であり、正式に廃校になったのは2015年(平成27年)。
統合先は下関市立西市小学校(下関市豊田町矢田)。
下関市立二見小学校 下関市豊北町北宇賀 2011年
(平成23年)
左記は休校した年であり、正式に廃校になったのは2015年(平成27年)。
統合先は下関市立滝部小学校(下関市豊北町滝部)。
下関市立田耕小学校 下関市豊北町田耕 2015年
(平成27年)
統合先は下関市立滝部小学校(下関市豊北町滝部)。
下関市立殿居小学校 下関市豊田町殿居 2016年
(平成28年)
統合先は下関市立豊田中小学校(下関市豊田町浮石)。
下関市立神田小学校 下関市西神田町 2017年
(平成29年)
統合先は下関市立桜山小学校。
中学校 下関市立宇賀中学校 下関市豊浦町宇賀 2005年
(平成17年)
統合先は下関市立夢が丘中学校(下関市豊浦町小串)。
下関市立豊浦中学校 下関市豊浦町川棚 2005年
(平成17年)
統合先は下関市立夢が丘中学校。
下関市立角島中学校 下関市豊北町角島 2006年
(平成18年)
統合先は下関市立豊北中学校(下関市豊北町滝部)。
下関市立豊北第一中学校 下関市豊北町滝部 2006年
(平成18年)
統合先は下関市立豊北中学校。
下関市立豊北第三中学校 下関市豊北町阿川 2006年
(平成18年)
統合先は下関市立豊北中学校。
下関市立豊北第二中学校 下関市豊北町神田上 2006年
(平成18年)
統合先は下関市立豊北中学校。
下関市立豊田西中学校 下関市豊田町浮石 2012年
(平成24年)
統合先は下関市立豊田中学校(下関市豊田町矢田)。
下関市立豊田東中学校 下関市豊田町矢田 2012年
(平成24年)
統合先は下関市立豊田中学校。
跡地は下関市立豊田中学校となっている。

 これまでに小学校5校、中学校8校が統廃合されたことになるわけであるが、上表をご覧になって13校中12校(小学校は5校中4校、中学校は全校)までがいわゆる平成の大合併まで豊浦郡だった地域にあることに気付くのではないのだろうか。平成の大合併まで豊浦郡に属していた町はいずれも過疎化が進展しており、

全日本実業団対抗駅伝競走大会の中国地方代表の出場枠が4から3に削減される

(概要)

(コメント)

広島県の警察署の再編が決定する

(概要)

(コメント)

ラジオ編

広島エフエム放送が大規模な自社制作番組改編を実施する

(概要)

(コメント)

山陽放送ラジオが平日昼間に公開生放送のワイド番組を設定する

(概要)

(コメント)

山口放送ラジオが中国地方にある県域民間ラジオ放送局で最多の中継局を擁する放送局の座に就く

(概要)

(コメント)

道路編

国道2号線松永道路・小月バイパスの全線上下4車線化が完成する

(概要)

(コメント)

広島県が走行注意区間を公表し注意喚起標識の設置を進める

(概要)

(コメント)

鳥取県が二つ目の橋渡し県道路線を廃止する

(概要)

(コメント)

幹線道路の開通延期が相次ぐ

(概要)

(コメント)

注釈コーナー

注1:第一期計画は2010〜2014年度(平成22〜26年度)に実施されている。