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郡名一覧表・愛媛県の部

(本ページをご覧頂くに当たっての注意)

・発足年月日欄に「―」を記している郡は市制町村制施行前から存在したところである。なお、愛媛県の市制町村制施行年月日は1889年(明治22年)12月15日である。

・郡の読み方には諸説あるところがある(特に明治時代に消滅した郡についてはそういう傾向がある)。ここで記しているのは一例なのでご了承願いたい。

・「読み方」欄では「郡」の部分の読み方は省いている(全て「ぐん」と読むため)。

・「所属令制国名」欄は市制町村制施行時点で存在した郡がどの令制国に属していたかを示すために設定したものであるため市制町村制施行後に発足した郡については令制国名を記していない。

いの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
伊予郡 いよ 伊予 (現存) 2 0 2

うの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
宇摩郡 うま 伊予 2004年
(平成16年)
4月1日
所属自治体だった土居町及び新宮村が伊予三島・川之江両市と統合して発足した四国中央市に移行したことにより消滅。

おの部(2郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
越智郡 おち  伊予 (現存) 1 0 1
温泉郡 おんせん 伊予 2005年
(平成17年)
1月1日
所属自治体だった中島町が北条市とともに松山市に編入されたことにより消滅。

かの部(2郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
風早郡 かざはや 伊予 1896年
(明治29年)
4月18日
温泉・久米・和気各郡の全域と伊予郡の一部区域(垣生・余土両村)、下浮穴郡の一部区域(浮穴・荏原・坂本・拝志・三内・南吉井各村)が統合して改めて発足した温泉郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」(日本加除出版〔東京都豊島区南長崎三丁目〕刊)による。
上浮穴郡 かみうけな 伊予 (現存) 1 0 1

きの部(2郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
喜多郡 きた  伊予 (現存) 1 0 1
北宇和郡 きたうわ 伊予 (現存) 2 0 2

くの部(2郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
久米郡 くめ  伊予 1896年
(明治29年)
4月18日
温泉・風早・和気各郡の全域と伊予郡の一部区域(垣生・余土両村)、下浮穴郡の一部区域(浮穴・荏原・坂本・拝志・三内・南吉井各村)が統合して改めて発足した温泉郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。
桑村郡 くわむら 伊予 1896年
(明治29年)
4月18日
周布郡と統合して発足した周桑郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。

しの部(2郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
下浮穴郡 しもうけな  伊予 1896年
(明治29年)
4月18日
出淵・上灘・佐礼谷・下灘・砥部・中山・原町・広田各村が伊予郡の一部区域(垣生・余土両村を除く)と統合して改めて発足した伊予郡に移行したことと伊予郡に移行しなかった浮穴・荏原・坂本・拝志・三内・南吉井各村が温泉・風早・久米・和気各郡の全域や伊予郡の一部区域(垣生・余土両村)と統合して改めて発足した温泉郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。
周桑郡 しゅうそう 1896年
(明治29年)
4月18日
2004年
(平成16年)
11月1日
所属自治体だった小松・丹原両町が西条・東予両市と統合して改めて発足した西条市に移行したことにより消滅。
発足年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。

すの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
周布郡 すふ 伊予 1896年
(明治29年)
4月18日
桑村郡と統合して発足した周桑郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。

にの部(2郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
新居郡 にい  伊予 1959年
(昭和34年)
4月1日
所属自治体だった角野町が新居浜市に編入されたことにより消滅。
西宇和郡 にしうわ 伊予 (現存) 1 0 1

のの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
野間郡 のま 伊予 1896年
(明治29年)
4月18日
越智郡と統合して改めて発足した越智郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。

ひの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
東宇和郡 ひがしうわ 伊予 2006年
(平成18年)
2月11日
所属自治体だった明浜・宇和・城川・野村各町が西宇和郡三瓶町と統合して発足した西予市に移行したことにより消滅。

みの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
南宇和郡 みなみうわ 伊予  (現存) 1 0 1

わの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
和気郡 わけ 伊予 1896年
(明治29年)
4月18日
温泉・風早・久米各郡の全域と伊予郡の一部区域(垣生・余土両村)、下浮穴郡の一部区域(浮穴・荏原・坂本・拝志・三内・南吉井各村)が統合して改めて発足した温泉郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。

郡の内訳

状況 郡数 備考
現存 7
消滅 12 理由は次の通りである。
・郡の統合…7郡
・市町村合併に伴う所属自治体消滅…5郡
合計 19

令制国別所属郡一覧表

※下表に掲載している郡は市制町村制施行当時のものであり、その後発足した郡については掲載していない。

令制国名 読み方 所属郡名 備考
伊予 いよ 伊予郡・宇摩郡・越智郡・温泉郡・風早郡・上浮穴郡・喜多郡・北宇和郡・久米郡・桑村郡・下浮穴郡・周布郡・
新居郡・西宇和郡・野間郡・東宇和郡・南宇和郡・和気郡(18郡)

郡数の変遷と郡の異動

年月日 郡数 異動内容 備考
1889年(明治22年)12月15日 18 愛媛県で市制町村制が施行される。
1896年(明治29年)4月18日 12 周桑郡が発足する。 異動発生年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。
伊予郡は伊予郡(垣生・余土両村を除く)と下浮穴郡の一部区域(出淵・上灘・佐礼谷・下灘・砥部・中山・原町・広田各村)が統合して再発足。
越智郡は越智・野間両郡が統合して再発足。
温泉郡は温泉・風早・久米・和気各郡の全域と伊予郡の一部区域(垣生・余土両村)、下浮穴郡の伊予郡に移行しなかった区域(浮穴・荏原・坂本・拝志・三内・南吉井各村)が統合して再発足。
周桑郡は桑村・周布両郡が統合して発足。
伊予・越智・温泉各郡が再発足する。
風早・久米・桑村・下浮穴・周布・野間・和気各郡が消滅する。
1959年(昭和34年)4月1日 11 新居郡が消滅する。 所属自治体だった角野町が新居浜市に編入されたことによる。
2004年(平成16年)4月1日 9 宇摩・東宇和両郡が消滅する。 宇摩郡の消滅は所属自治体だった土居町及び新宮村が伊予三島・川之江両市と統合して発足した四国中央市に移行したことによる。
東宇和郡の消滅は所属自治体だった明浜・宇和・城川・野村各町が西宇和郡三瓶町と統合して発足した西予市に移行したことによる。
2004年(平成16年)11月1日 8 周桑郡が消滅する。 所属自治体だった小松・丹原両町が西条・東予両市と統合して改めて発足した西条市に移行したことによる。
2005年(平成17年)1月1日 7 温泉郡が消滅する。 所属自治体だった中島町が北条市とともに松山市に編入されたことによる。