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ニュースダイアリー・2021年(令和3年)12月分

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12月1日(月曜日)…2件

分野 関係
都道府県名
出来事 概要
ラジオ 長野県 しおじりコミュニティ放送が開局する。 長野県中部の交通の要衝・塩尻市を中心とした地域を放送区域とするコミュニティ放送局・しおじりコミュニティ放送(愛称:高ボッチ高原FMまたはしおじりエフエム。塩尻市大門三番町。周波数:89.4MHz)が本日午前10時開局した。
しおじりコミュニティ放送は松本市内にある通信工事会社の社長を務めていた男性が中心になって立ち上げたコミュニティ放送局で、コミュニティ放送局としては初めてサブスクリプション方式を導入したのが主たる特色である。希望する方に対して緊急告知ラジオを配布し利用料(480円)を毎月払って頂くという方式であるが、前記の通り初めての試みであり、どのようになるか注目されるところである。
なお、愛称となる「高ボッチ高原」とは塩尻市中心部の東方に聳(そび)える高ボッチ山(標高:1,665m)を中心とした地域に存在する高原である。公式サイト(なぜか二つあり、開局時点でいずれもまだ整備途上になっている)の整備やインターネット再送信など、これからという面が少なくないが、地域に親しまれる存在になろうという思いをそこに感じることができる。
(出典)
しおじりコミュニティ放送公式サイト
高ボッチ高原FM公式サイト(2021年〔令和3年〕11月1日時点でトップページのみ)
「コミュニティFM大図鑑」のしおじりコミュニティ放送開局に関する記事
「コミュニティFM大図鑑」の運営者がしおじりコミュニティ放送を訪問した時の記事
しおじりコミュニティ放送のTwitter
ラジオ 佐賀県
長崎県
長崎放送が本社を移転する。 テレビ放送については長崎県を、ラジオ放送については佐賀・長崎両県をそれぞれ放送区域としている都道府県域民間放送局・長崎放送(NBC、長崎市尾上町〔おのうえまち〕)が本日本社を移転した。
長崎放送は1962年(昭和37年)から使用している旧本社(長崎市上町〔うわまち〕1番35号〔場所はこちら〕)の老朽化が進展したことや放送機器の大規模な更新を控えていたことからJR長崎本線長崎駅(長崎市尾上町)の西側(長崎市尾上町5番6号〔おおよその場所はこちら〕)に2020年(令和2年)1月から建設を進めていたもので、今年7月に竣工(しゅんこう)した。その時点ではテレビ・ラジオ双方とも本日から新本社での放送を開始することとしていたのだが、移転予定前日、すなわち今年10月31日に第49回衆議院議員総選挙が実施されることになったためテレビ放送については一週間遅らせることになり、ラジオ放送だけ本日から新本社での放送と相成った。本来本社移転に関しては放送終了時間を繰り上げ、放送休止時間を長くとることが多い
(注1)のだが、前記の通りラジオ放送の移転前日に第49回衆議院議員総選挙が実施されたことから確保できた放送休止時間は午前2時30分〜午前5時の2時間30分しかなく、何とも慌(あわ)ただしい状況での本社移転となった。
11階建ての長崎放送新本社(愛称:NBCビル)は1階がエントランスホールになっているのが特色であり、長崎放送によると番組の公開収録などで活用することにしているという。来秋にはすぐそばにある長崎駅を終点とするJR西九州新幹線武雄温泉〜長崎間の開業も予定されており、長崎放送新本社は長崎の情報発信拠点として注目される存在になりそうである。
(出典)
長崎放送公式サイト

(注釈コーナー)

注1: