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ニュースダイアリー・2025年(令和7年)1月分
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1月1日(水曜日・元日)…1件
分野 | 関係 都道府県名 |
記事 | 備考 |
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ラジオ | 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 |
大阪放送がラジオ大阪に社名を変更する。 | 近畿(関西)地方を放送区域としている民間中波放送局・大阪放送が本日社名をラジオ大阪(OBC、大阪市港区弁天一丁目)に変更した。 大阪放送改めラジオ大阪は1958年(昭和33年)7月1日に開局した、大阪市に本社を置き、近畿(関西)地方を放送区域とする民間中波放送局である。本社設置都市と放送区域を同じくする朝日放送ラジオ(ABC、大阪市福島区福島一丁目)やMBSラジオ(MBS、大阪市北区茶屋町)とは異なってテレビ・ラジオ兼営局になったことはなく(注1)、開局した時から現在に至るまでラジオ単営局を貫いている民間中波放送局でもある。 大阪放送からラジオ大阪に社名を変更した理由についてラジオ大阪は明らかにしていないのだが正式社名の大阪放送よりも愛称のラジオ大阪のほうが知名度がはるかに高いことが大きいように思われる。ラジオ大阪という愛称を用い始めたのは開局翌年の1959年(昭和34年)8月1日のことだった(局名告知に用いる放送局名を大阪放送からラジオ大阪に変更したことによる)のだが、もっと早く社名をラジオ大阪に変更したほうが良かったように思われる。大阪市に本社を置き、近畿(関西)地方を放送区域とする民間中波放送局では最後発になったこと(注2)や前記の通りテレビ・ラジオ兼営局に移行しなかったこと、開局した時から現在に至るまでラジオ単営局を貫いていることを考えると改称が与える影響は高かったように思うのだがこれまでそういう議論はなかったのかとかなぜ今になってようやく改称に踏み切ったのかとか気になるところである。 なお、大阪放送の略称であるOBCについては変更はしないとのことである。 (出典) ・ラジオ大阪公式サイト |
1月7日(火曜日)…2件
分野 | 関係 都道府県名 |
記事 | 備考 |
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道路 | 栃木県 | 県道136号多田停車場線が廃止される。 | 東武鉄道佐野線多田駅(佐野市多田町)の東口駅前広場と県道126号栃木・田沼線を結んでいた県道136号多田停車場線(おおよその経路はこちら)が2025年(令和7年)1月7日栃木県告示第2号により廃止され、通過自治体である佐野市に移管された。 県道136号多田停車場線の廃止理由は明らかになっていないのだが2025年(令和7年)1月7日栃木県告示第3号による県道126号栃木・田沼線の県道126号栃木・葛生線への改称(理由は終点の変更。この件の詳細は次の項で触れることにしている)により終点の佐野市多田町/多田駅入口交差点(信号機・交差点名標なし)で接続していた県道126号栃木・田沼線が佐野市道になったことや多田駅は駅舎こそあり、列車の行き違いは可能になっている(注3)が利用者は少ないこと(注4)、そのため駅員の配置を取りやめていること(注5)などから佐野市に移管することにしたものと思われる。県道126号栃木・田沼線だった区域や佐野市道の区域を編入して近くを通る国道293号線か県道144号築地・吉水線まで延伸しても良いように感じるところなのだが栃木県の財政事情の厳しさがそれを許さなかったのだろうか。それとも佐野市が移管に意欲を示したのだろうか。その点が気になる。 (出典) ・2025年(令和7年)1月7日付「栃木県公報」第567号(PDF文書) |
県道126号栃木・田沼線が県道126号栃木・葛生線に改称する。 | 栃木市皆川城内町と佐野市山越町を結んでいた県道126号栃木・田沼線(おおよその経路は栃木側がこちら/田沼側がこちら(注6))が2025年(令和7年)1月7日栃木県告示第3号により県道126号栃木・葛生線(おおよその経路は栃木側がこちら/葛生側がこちら(注6))に改称し、2025年(令和7年)1月7日栃木県告示第4号により全区間の区域が決定した。 県道126号栃木・田沼線が県道126号栃木・葛生線に改称した理由は終点が佐野市山越町/山越交差点(注7)から佐野市中町/番場(注8)交差点(信号機・交差点名標なし)に変更されたことによる。終点の佐野市山越町/山越交差点(注7)では国道293号線と接続していたことから終点を変更する必要はないように感じられるのだが県道126号栃木・葛生線の終点となる佐野市中町/番場(注8)交差点(信号機・交差点名標なし)では国道293号線鹿沼方面と佐野市中心部方面を短絡することを目的として発足した県道144号築地・吉水線と接続していることが大きいように思われる。県道144号築地・吉水線自体現在整備途上にあり、今のところは幹線道路として有用な存在になり得ていないのだが佐野市内における国道293号線は佐野市葛生・田沼両地区の中心部を通って足利方面に抜けるために佐野市中心部にとって恩恵があるとは言い難い状況になっていることや終点変更により佐野市に移管されることになった区間には狭隘箇所(注9)や重量制限箇所(注9)があるために有用な道路になり得ていないことから県道126号栃木・田沼線を県道144号築地・吉水線との交点で打ち切ることにしたものと思われる。 ところで終点の地名に「葛生」「田沼」という地名はないのになぜ葛生や田沼を路線名称に入れたのかという話になるのだがこれはかつて県道126号栃木・田沼線の終点の佐野市山越町は安蘇郡田沼町(1889〜2005)に、県道126号栃木・葛生線の終点の佐野市中町はかつては安蘇郡葛生町(1889〜2005)にそれぞれ属していたことによる。2005年(平成17年)2月28日に佐野市と安蘇郡葛生・田沼両町が統合して改めて佐野市が発足した際に安蘇郡葛生・田沼両町にあった大字を原則として町を接尾に付けた上で佐野市の町に移行させたこと(注10)、つまり佐野市葛生町○○とか佐野市田沼町××(○○と××には大字が入る)という地名表記にしなかったことが安蘇郡葛生・田沼両町の範囲を分かりづらくさせる結果になったわけであるが、安蘇郡葛生・田沼両町があったことを覚えている人が多数いる今は良いけれど将来はどうなるのだろうと考えたくなるのは私だけだろうか(注11)。 (出典) ・2025年(令和7年)1月7日付「栃木県公報」第567号(PDF文書) |
1月10日(金曜日)…1件
分野 | 関係 都道府県名 |
記事 | 備考 |
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道路 | 愛知県 | 県道528号豊橋・幸田線が認定される。 | 愛知県南東部の豊橋市と額田郡幸田町を結ぶ県道528号豊橋・幸田線が2025年(令和7年)1月10日愛知県告示第13号により認定された。 区域決定がなされていないためにどのような経路なのかははっきりしないのだが今春国道23号線蒲郡バイパスが全線開通することにより旧道化する豊橋市八町通一丁目/西八町交差点(起点)〜額田郡幸田町須美/須美インター交差点間の国道23号線をもって発足するのではないかと考えられる(注12)。今春までのいずれかの時期に国土交通省中部地方整備局(名古屋市中区三の丸二丁目)から蒲郡バイパス全線開通後の豊橋市八町通一丁目/西八町交差点(起点)〜額田郡幸田町須美/須美インター交差点間の国道23号線をどのようにするのかという発表がなされ、それを受けて愛知県は区域決定を行うのだろうが今後の展開に注目したいところである。 (出典) ・2025年(令和7年)1月10日付「愛知県公報」第569号(PDF文書) |
1月20日(月曜日)…1件
分野 | 関係 都道府県名 |
記事 | 備考 |
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市区郡町村 | 千葉県 | 木更津市と袖ヶ浦市で境界変更が実施される。 | 千葉県西部の木更津市と袖ヶ浦市との間における境界変更が2025年(令和7年)1月20日総務省告示第15号により本日実施された。 木更津市から袖ヶ浦市に編入されたのは木更津市上望陀の一部区域、袖ヶ浦市から木更津市に編入されたのは袖ヶ浦市大曽根・谷中のそれぞれの一部区域となっている。 木更津市と袖ヶ浦市の境界変更は土地改良事業の施行により行われることになったものであり、木更津市議会では2024年(令和6年)3月定例会(2024年〔令和6年〕2月6日〜3月21日開催)で、袖ヶ浦市議会では2024年(令和6年)第1回定例会(2024年〔令和6年〕2月14日〜3月22日開催)で、千葉県議会では2024年(令和6年)9月定例県議会(2024年〔令和6年〕9月11日〜10月9日開催)でそれぞれ議案が提出されて可決され、本日の総務省告示・実施と相成ったものである。 (出典) ・2025年(令和7年)1月20日付「官報」定期第1,387号(PDF文書。公開から90日間しか閲覧できないためリンクは貼っていない) ・千葉県公式サイト ・木更津市公式サイト ・袖ヶ浦市公式サイト |
(注釈コーナー)
注1:朝日放送ラジオ・MBSラジオとも現在はテレビ・ラジオ兼営局ではない(朝日放送ラジオは2018年〔平成30年〕4月1日に、MBSラジオは2021年〔令和3年〕4月1日にいずれもラジオ部門の分社化を行ったことにより解消している)。
注2:朝日放送ラジオは1951年(昭和26年)11月11日に、MBSラジオは1951年(昭和26年)9月1日にそれぞれ開局している。なお、MBSラジオは日本で二番目に開局した民間放送局である(史上初の民間放送局は1951年〔昭和26年〕9月1日午前6時30分に開局した現在のCBCラジオ〔CBC、名古屋市中区新栄一丁目〕。MBSラジオはCBCラジオ開局の5時間30分後の1951年〔昭和26年〕9月1日午後0時に開局している)。
注3:東武鉄道佐野線(館林〜葛生間22.1km)は全線が単線になっている。途中にある駅(8箇所ある)は全て列車の行き違いが可能になっている。
注4:多田駅の一日の平均乗降者数は約133人(2023年度〔令和5年度〕)となっている(内訳は定期券利用者が約104人、それ以外の利用者が約29人となっている)。
注5:多田駅は1974年(昭和49年)8月17日に簡易委託駅(乗車券の販売を駅の近くにある商店などに委託している駅を指す)になり、その後(時期は分からないのだが)簡易委託も取りやめて完全な無人駅になっている。
注6:県道126号栃木・田沼線と県道126号栃木・葛生線について経路の地図表示を栃木側と田沼側または葛生側に分けたのは栃木市柏倉町〜佐野市中町間に自動車通行不能箇所があるためである。
注7:佐野市山越町/山越交差点は信号機のある交差点ではあるが主道路となる国道293号線を横断するために設置された押しボタン式信号機であり、従道路となる佐野市道(県道126号栃木・田沼線だった道。路線名称不明)や佐野市道210号線に対する信号による交通規制は行われていない。
注8:県道126号栃木・葛生線の終点となる交差点の名称は2025年(令和7年)1月7日栃木県告示第4号に出てきた小字から付けたものである。
注9:重量制限がかけられているのは安蘇川に架かっている安蘇川橋(全長:96.8m)である。1928年(昭和3年)に完成したこの橋は幅員が4.2mと狭いことや完成から一世紀近く経っており、老朽化していることから8.0t以上の重量を持つ自動車の通行は禁止されている。
注10:安蘇郡葛生・田沼両町の大字は全てそのまま佐野市の町に移行したわけではない。佐野市再発足の際に別の町名に変更された安蘇郡葛生町の大字は下表の通りである(安蘇郡田沼町には該当する大字はない)。
大字名 | 読み方 | 変更内容 |
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朝日町 | あさひちょう | 築地町に変更。 |
中央西 | ちゅうおうにし | 葛生西に変更。 |
中央東 | ちゅうおうひがし | 葛生東に変更。 |
中央西・中央東をそれぞれ葛生西・葛生東に改称するのはまだ理解できる(そのようにしないと原人の発見地として、石灰岩の産地として知られる葛生という地名が消えるため)のだがなぜ朝日町は築地町に改称したのだろうか。佐野市と安蘇郡葛生・田沼両町との合併協議の中でどういう議論がなされたのか門外漢ではあるが気になるところである。
また、佐野市再発足の際に変更を経ずに、言い換えれば接尾に町を付けずに佐野市の町になった安蘇郡葛生・田沼両町の大字は次の通りである。
・安蘇郡葛生町のうちの鉢木町・富士見町・宮下町。
・安蘇郡田沼町のうちの吉水駅前。
注11:栃木県でもいわゆる平成の大合併で起点または終点の属する市区郡町村が変わったところのいくつかについては2008年(平成20年)3月31日栃木県告示第172〜207号で次の日、すなわち2008年(平成20年)4月1日から路線名称変更を実施している(例えば県道10号宇都宮・烏山線は終点のあった那須郡烏山町〔1889〜2005〕が2005年〔平成17年〕10月1日に那須郡南那須町〔1971〜2005〕と統合して那須烏山市に移行したことにより2008年〔平成20年〕3月31日栃木県告示第173号で2008年〔平成20年〕4月1日から県道10号宇都宮・那須烏山線に改称している)。実は県道126号栃木・田沼線についても2008年(平成20年)3月31日栃木県告示第172号に掲載されているのだが終点の地名表記変更(安蘇郡田沼町→佐野市山越町)と経由地削除(安蘇郡葛生町を削除)にとどまっており、路線名称変更には踏み込んでいない。ある路線は路線名称変更の対象になり、一方で別の路線は路線名称変更の対象にならなかったという話は多数あるのだが、県道126号栃木・田沼線が終点の地名表記変更と経由地削除にとどまったのはいかなる理由によるものなのだろうか。
注12:国道路線のバイパスの開通前に旧道処分を目的として都道府県道路線を発足させた例は最近では和歌山県道/大阪府道752号和歌山・阪南線がある。第二阪和国道の全線開通(2017年〔平成29年〕4月1日)により旧道化する国道26号線の阪南市自然田/桜ヶ丘北交差点〜和歌山市西汀丁/西汀丁交差点(終点)間をもって発足させた路線なのだが路線認定は第二阪和国道の全線開通の3ヶ月ほど前の2016年(平成28年)12月27日のことであった(2016年〔平成28年〕12月27日大阪府告示第2,043号及び和歌山県告示第1,498号による)。バイパスの全線開通より早く後継路線を発足させたのは年度初めの移管を円滑に行うために標識の修正など準備が必要なことが考えられる。