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郡名一覧表・岡山県の部

(本ページをご覧頂くに当たっての注意)

・「発足年月日」欄に「―」を記している郡は市制町村制施行前から存在したところである。なお、岡山県の市制町村制施行年月日は1889年(明治22年)6月1日である。

・郡の読み方には諸説あるところがある(特に明治時代に消滅した郡についてはそういう傾向がある)。ここで記しているのは一例なのでご了承願いたい。

・「読み方」欄では「郡」の部分の読み方は省いている(全て「ぐん」と読むため)。

あの部(6郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
英田郡 あいだ (現存) 0 1 1
赤磐郡 あかいわ 1900年
(明治33年)
4月1日
2007年
(平成19年)
1月22日
所属自治体だった瀬戸町が御津郡建部町とともに岡山市に編入されたことにより消滅。
赤坂郡 あかさか 1900年
(明治33年)
4月1日
磐梨郡と統合して発足した赤磐郡に移行したことにより消滅。
阿賀郡 あが 1900年
(明治33年)
4月1日
哲多郡と統合して発足した阿哲郡に移行した自治体(新見町及び刑部・上刑部・草間・熊谷・菅生・丹治部・千屋・豊永・美穀各村)と上房郡に編入された自治体(呰部・上水田・中井・中津井・水田各村)に分かれたことにより消滅。
浅口郡 あさくち (現存) 1 0 1
阿哲郡 あてつ 1900年
(明治33年)
4月1日
2005年
(平成17年)
3月31日
所属自治体だった大佐・神郷・哲西・哲多各町が新見市と統合して改めて発足した新見市に移行したことにより消滅。

いの部(1郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
磐梨郡 いわなし 1900年
(明治33年)
4月1日
赤坂郡と統合して発足した赤磐郡に移行したことにより消滅。

おの部(3郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
大庭郡 おおば 1900年
(明治33年)
4月1日
真島郡と統合して発足した真庭郡に移行したことにより消滅。
邑久郡 おく 2004年
(平成16年)
11月1日
所属自治体だった牛窓・邑久・長船各町が統合して発足した瀬戸内市に移行したことにより消滅。
小田郡 おだ (現存) 1 0 1

かの部(4郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
加賀郡 かが 2004年
(平成16年)
10月1日
(現存) 1 0 1
勝田郡 かつた 1900年
(明治33年)
4月1日
(現存) 2 0 2
賀陽郡 かよう 1900年
(明治33年)
4月1日
下道郡と統合して発足した吉備郡に移行したことにより消滅。
川上郡 かわかみ 2004年
(平成16年)
10月1日
所属自治体だった川上・成羽・備中各町が高梁市及び上房郡有漢町と統合して改めて発足した高梁市に移行したことにより消滅。

きの部(1郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
吉備郡 きび 1900年
(明治33年)
4月1日
2005年
(平成17年)
8月1日
所属自治体だった真備町が浅口郡船穂町とともに倉敷市に編入されたことにより消滅。

くの部(4郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
窪屋郡 くぼや 1900年
(明治33年)
4月1日
都宇郡と統合して発足した都窪郡に移行したことにより消滅。
久米郡 くめ 1900年
(明治33年)
4月1日
(現存) 2 0 2
久米南条郡 くめなんじょう 1900年
(明治33年)
4月1日
久米北条郡と統合して発足した久米郡に移行したことにより消滅。
久米北条郡 くめほくじょう 1900年
(明治33年)
4月1日
久米南条郡と統合して発足した久米郡に移行したことにより消滅。

この部(1郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
児島郡 こじま 2005年
(平成17年)
3月22日
所属自治体だった灘崎町が御津郡御津町とともに岡山市に編入されたことにより消滅。

さの部(2郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
西西条郡 さいさいじょう 1900年
(明治33年)
4月1日
西北条・東南条・東北条各郡と統合して発足した苫田郡に移行したことにより消滅。
西北条郡 さいほくじょう 1900年
(明治33年)
4月1日
西西条・東南条・東北条各郡と統合して発足した苫田郡に移行したことにより消滅。

しの部(4郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
後月郡 しつき 2005年
(平成17年)
3月1日
所属自治体だった芳井町が小田郡美星町とともに井原市に編入されたことにより消滅。
下道郡 しもつみち 1900年
(明治33年)
4月1日
賀陽郡と統合して発足した吉備郡に移行したことにより消滅。
勝南郡 しょうなん 1900年
(明治33年)
4月1日
勝北郡と統合して発足した勝田郡に移行したことにより消滅。
勝北郡 しょうぼく 1900年
(明治33年)
4月1日
勝南郡と統合して発足した勝田郡に移行したことにより消滅。

じの部(2郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
上道郡 じょうとう 1971年
(昭和46年)
5月1日
所属自治体だった上道町が吉備郡足守町や児島郡興除村とともに岡山市に編入されたことにより消滅。
上房郡 じょうぼう 2005年
(平成17年)
3月31日
所属自治体だった北房町が真庭郡落合・勝山・久世・湯原各町及び川上・中和・美甘・八束各村と統合して発足した真庭市に移行したことにより消滅。

つの部(3郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
都宇郡 つう 1900年
(明治33年)
4月1日
窪屋郡と統合して発足した都窪郡に移行したことにより消滅。
都窪郡 つくぼ 1900年
(明治33年)
4月1日
(現存) 1 0 1
津高郡 つだか 1900年
(明治33年)
4月1日
御野郡と統合して発足した御津郡に移行したことにより消滅。

ての部(1郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
哲多郡 てった 1900年
(明治33年)
4月1日
阿賀郡(新見町及び刑部・上刑部・草間・熊谷・菅生・丹治部・千屋・豊永・美穀各村)と統合して発足した阿哲郡に移行したことにより消滅。
※阿賀郡のうちの阿哲郡に移行しなかった自治体(呰部・上水田・中井・中津井・水田各村)は上房郡に編入。

との部(3郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
東南条郡 とうなんじょう 1900年
(明治33年)
4月1日
西西条・西北条・東北条各郡と統合して発足した苫田郡に移行したことにより消滅。
東北条郡 とうほくじょう 1900年
(明治33年)
4月1日
西西条・西北条・東南条各郡と統合して発足した苫田郡に移行したことにより消滅。
苫田郡 とまた 1900年
(明治33年)
4月1日
(現存) 1 0 1

まの部(2郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
真島郡 ましま 1900年
(明治33年)
4月1日
大庭郡と統合して発足した真庭郡に移行したことにより消滅。
真庭郡 まにわ 1900年
(明治33年)
4月1日
(現存) 0 1 1

みの部(2郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
御津郡 みつ 1900年
(明治33年)
4月1日
2007年
(平成19年)
1月22日
所属自治体だった建部町が赤磐郡瀬戸町とともに岡山市に編入されたことにより消滅。
御野郡 みの 1900年
(明治33年)
4月1日
津高郡と統合して発足した御津郡に移行したことにより消滅。

よの部(1郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
吉野郡 よしの 1900年
(明治33年)
4月1日
英田郡と統合して改めて発足した英田郡に移行したことにより消滅。

わの部(1郡)

郡名 読み方 発足年月日 消滅年月日 所属町村数 備考
合計
和気郡 わけ (現存) 1 0 1

郡の内訳

状況 郡数 備考
現存 10
消滅 31 理由は次の通りである。
・郡の統合…21郡
・市町村合併に伴う所属町村消滅…10郡
合計 41

令制国別所属郡一覧表

※下表に掲載している郡は市制町村制施行当時のものであり、その後発足した郡については掲載していない。

令制国名 読み方 所属郡名
備前 びぜん 赤坂郡・磐梨郡・邑久郡・児島郡・上道郡・津高郡・御野郡・和気郡(8郡)
備中 びっちゅう 阿賀郡・浅口郡・小田郡・賀陽郡・川上郡・窪屋郡・後月郡・下道郡・上房郡・都宇郡・哲多郡(11郡)
美作 みまさか 英田郡・大庭郡・久米南条郡・久米北条郡・西西条郡・西北条郡・勝南郡・勝北郡・東南条郡・東北条郡・真島郡・吉野郡(12郡)

郡数の変遷と郡の異動

年月日 郡数 異動内容 備考
1889年(明治22年)6月1日 31 岡山県で市制町村制が施行される。
1900年(明治33年)4月1日 19 赤磐・阿哲・勝田・吉備・久米・都窪・苫田・真庭・御津各郡が発足する。 英田郡は英田・吉野両郡が統合して再発足。
赤磐郡は赤坂・磐梨両郡が統合して発足。
阿哲郡は阿賀郡のうちの新見町及び刑部・上刑部・草間・熊谷・菅生・丹治部・千屋・豊永・美穀各村と哲多郡が統合して発足。
阿賀郡のうちの哲多郡に移行しなかった自治体(呰部・上水田・中井・中津井・水田各村)は上房郡に編入。
上記二つの異動により阿賀郡は阿哲郡と上房郡に分かれたことになり消滅。
勝田郡は勝南・勝北両郡が統合して発足。
吉備郡は賀陽・下道両郡が統合して発足。
久米郡は久米南条・久米北条両郡が統合して発足。
都窪郡は窪屋・都宇両郡が統合して発足。
苫田郡は西西条・西北条・東南条・東北条各郡が統合して発足。
真庭郡は大庭・真島両郡が統合して発足。
御津郡は津高・御野両郡が統合して発足。
英田郡が再発足する。
赤坂・阿賀・磐梨・大庭・賀陽・窪屋・久米南条・久米北条・西西条・西北条・下道・勝南・勝北・都宇・津高・哲多・東南条・東北条・真島・御野・吉野各郡が消滅する。
1971年(昭和46年)5月1日 18 上道郡が消滅する。 所属自治体だった上道町が吉備郡足守町や児島郡興除村とともに岡山市に編入されたことによる。
2004年(平成16年)10月1日 18 加賀郡が発足する。 上房郡賀陽町と御津郡加茂川町が統合して発足した吉備中央町の所属郡として発足。
川上郡が消滅する。 所属自治体だった川上・成羽・備中各町が高梁市及び上房郡有漢町と統合して改めて発足した高梁市に移行したことによる。
2004年(平成16年)11月1日 17 邑久郡が消滅する。 所属自治体だった牛窓・邑久・長船各町が統合して発足した瀬戸内市に移行したことによる。
2005年(平成17年)3月1日 16 後月郡が消滅する。 所属自治体だった芳井町が小田郡美星町とともに井原市に編入されたことによる。
2005年(平成17年)3月22日 15 児島郡が消滅する。 所属自治体だった灘崎町が御津郡御津町とともに岡山市に編入されたことによる。
2005年(平成17年)3月31日 13 阿哲・上房両郡が消滅する。 阿哲郡の消滅は所属自治体だった大佐・神郷・哲西・哲多各町が新見市と統合して改めて発足した新見市に移行したことによる。
上房郡の消滅は所属自治体だった北房町が真庭郡落合・勝山・久世・湯原各町及び川上・中和・美甘・八束各村と統合して発足した真庭市に移行したことによる。
2005年(平成17年)8月1日 12 吉備郡が消滅する。 所属自治体だった真備町が浅口郡船穂町とともに倉敷市に編入されたことによる。
2007年(平成19年)1月22日 10 赤磐・御津両郡が消滅する。 赤磐郡の消滅は所属自治体だった瀬戸町が御津郡建部町とともに岡山市に編入されたことによる。
御津郡の消滅は所属自治体だった建部町が赤磐郡瀬戸町とともに岡山市に編入されたことによる。