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ニュースダイアリー・2022年(令和4年)6月分

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6月28日(火曜日)…1件

分野 関係
都道府県名
出来事 概要
道路 岡山県 県道60号倉敷・笠岡線玉島北バイパス玉島工区が全線開通する。 倉敷市と笠岡市を結ぶ県道60号倉敷・笠岡線の倉敷市玉島道越〜浅口市金光町下竹間で建設が進められていた玉島北バイパス(注1)玉島工区(おおよその区域はこちら)のうち未開通のままになっていた倉敷市玉島道口/谷底東交差点(信号機・交差点名標なし)浅口市金光町下竹/正面池東交差点(信号機・交差点名標なし)間(おおよその区域はこちら)が本日午後2時に開通した。
倉敷市玉島地区から浅口市金光地区にかけての県道60号倉敷・笠岡線現道は右左折を何度も繰り返す一方で案内が十分ではないことや狭隘箇所があること、富田橋北交差点(倉敷市玉島道口)
の通過が難しいこと
(注2)などの難点を抱えていた。それらの難点を解消すべく2002年度(平成14年度)に着手したのが玉島北バイパス玉島工区であった。平野部の300mほどの区間(倉敷市玉島道越/東川尻東交差点〔交差点名標なし〕倉敷市玉島道口/谷底東交差点〔信号機・交差点名標なし〕間。おおよその区域はこちら)は2013年(平成25年)に開通しており、今回の山越え区間、すなわち倉敷市玉島道口/谷底東交差点(信号機・交差点名標なし)浅口市金光町下竹/正面池東交差点(信号機・交差点名標なし)間(おおよその区域はこちら)をもってようやく全線開通と相成った。
玉島北バイパス玉島工区の全線開通により倉敷市玉島地区北部と浅口市金光地区北部を最短経路で結ぶ道路が確保された他、浅口市金光地区と山陽自動車道玉島インターチェンジ(倉敷市玉島長尾)やJR山陽新幹線・山陽本線新倉敷駅(倉敷市玉島爪崎)、国道2号線岡山方面との往来も円滑にできるようになった。2025年度(令和7年度)には玉島北バイパスにおける最後の未開通区間(倉敷市船穂町船穂/前谷交差点〔信号機・交差点名標なし〕倉敷市玉島長尾/玉島インターチェンジオフランプ出口交差点〔信号機・交差点名標なし〕間)の開通が予定されており、岡山市北区・倉敷市・浅口市のJR山陽本線より北の地域における新たな幹線道路の一部として有用な存在になることが期待されるところである
(注3)
(出典)
岡山県備中県民局の報道発表資料
2022年(令和4年)6月28日付「岡山県公報」定期第12,408号(PDF文書。7ページに掲載されている岡山県告示第307号が県道60号倉敷・笠岡線玉島北バイパス玉島工区の供用開始告示になる)

(注釈コーナー)

注1:県道60号倉敷・笠岡線玉島北バイパスは倉敷市船穂町船穂/船穂橋西詰交差点(交差点名標なし)浅口市金光町下竹/正面池東交差点(信号機・交差点名標なし)間で建設が進められている県道60号倉敷・笠岡線のバイパスの総称である。

注2:富田橋北交差点の通過が難しい理由を挙げると次の通りになる。
・県道60号倉敷・笠岡線現道を金光方面から進んできた場合、富田橋北交差点の数十m手前から道幅が狭くなること。
富田橋北交差点の数十m手前から道幅が狭くなるため県道60号倉敷・笠岡線現道を金光方面から進んできた車両に対する停止線は富田橋北交差点の数十m手前に設置せざるを得なくなったこと(きちんとそこには補助信号機が設置されている)。
富田橋北交差点のすぐ西側の県道60号倉敷・笠岡線現道の両脇には民家が建ち並んでいるため県道60号倉敷・笠岡線現道を金光方面から進んできた車両にとってみれば見通しが悪いこと(そのため富田橋北交差点にはカーヴミラーが設置されている)。
富田橋北交差点のすぐ西側の県道60号倉敷・笠岡線現道の両脇には民家が建ち並んでいるため主道路(道口川右岸道路。富田橋北交差点を境に南側は県道60号倉敷・笠岡線、北側は倉敷市道玉島道口437号線となっている)から従道路(県道60号倉敷・笠岡線現道)に入る場合、主道路から従道路に入ってくる自動車を考慮せずに富田橋北交差点に進入する対向車に気を付けなければならないこと。
富田橋北交差点は丁字路であるが、主道路から見れば西方から富田橋北交差点に入ってくる県道60号倉敷・笠岡線現道は(語弊はあるかもしれないのだが)脇道にしか見えないこと。
富田橋北交差点は交通量の多い時間帯(小学生の登下校の時間帯と思われるが不明。その交差点は今まで何度も通過しているが通常運用しているところを見た覚えがない)だけ通常運用となっており、ほとんどの時間帯は点滅運用(主道路である道口川右岸道路は黄色点滅、従道路である県道60号倉敷・笠岡線現道は赤色点滅。歩行者用信号機は滅灯している)になっていること。

注3:玉島北バイパスが全線開通すると何と岡山市北区学南町二丁目/学南町交差点浅口市金光町占見新田/福永南交差点(信号機・交差点名標なし)間が一度も右左折を経ずに走行できるようになる。全長30km以上の幹線道路が岡山県南部に登場することになるわけであるが、課題がないわけではない。それを挙げると次の通りになる。
・知名度が高いとは言えないこと。
・道路管理者が国土交通省・岡山県・岡山市・倉敷市に分かれること。
・国道路線から市道路線まで路線名称が多数に及ぶこと(下表参照。なお掲載順は岡山市北区学南町二丁目/学南町交差点浅口市金光町占見新田/福永南交差点〔信号機・交差点名標なし〕としている)。

路線名称 起点 終点 概要

岡山市北区学南町二丁目/学南町交差点倉敷市玉島道越/東川尻東交差点(交差点名標なし)間については多車線道路(上下4車線以上)で計画されているが船穂橋(全長:552m)の前後の区間については上下4車線化のメドが立っていないこと。
岡山市北区学南町二丁目/学南町交差点から一度も右左折を経ずに延びる道は浅口市金光町占見新田/福永南交差点(信号機・交差点名標なし)で終わりになるのではなく、本来は浅口市鴨方町鴨方/鴨方高校西交差点(交差点名標なし)まで延びることになっているのだが浅口市金光地区中心部において建設のメドが立っていないこと。
岡山市北区学南町二丁目/学南町交差点から一度も右左折を経ずに延びる道は本来は浅口市鴨方町鴨方/鴨方高校西交差点(交差点名標なし)で終わりになるのではなく、浅口郡里庄町新庄/新庄橋東詰交差点(交差点名標なし)まで延びることになっていたのだが、浅口市や浅口郡里庄町の都市計画道路の見直しにより浅口市鴨方町深田/鴨方高校西交差点(交差点名標なし)浅口郡里庄町里見/里庄東駐在所北交差点(信号機・交差点名標なし)間の都市計画道路の計画は廃止されたため岡山市北区から浅口郡里庄町に至る長大な幹線道路の計画は幻と化したこと。
個人的にはJR山陽本線以北の地域を東西に貫く幹線道路があっても良いと思っているのだが、倉敷市以西では交通量が大きく減ることや倉敷市から笠岡市にかけての岡山県南西部には国道2号線のバイパスとして通る方の多い備南広域農道があること、岡山県南西部では山陽自動車道は早い時期(昭和時代末期)に整備されたこと、岡山県の財政事情が1990年代中期以降厳しくなったこと、笠岡市中心部への延伸が地形的な問題などから難しいことなどもあって岡山県は整備に積極的にならなかったのだろう。