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ニュースダイアリー・2023年(令和5年)12月分

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12月1日(金曜日)…1件

分野 関係
都道府県名
出来事 概要
ラジオ 北海道
(出典)

12月12日(火曜日)…1件

分野 関係
都道府県名
出来事 概要
道路 徳島県 県道40号徳島空港線が延伸される。 徳島飛行場(注121)(愛称:徳島阿波おどり空港。板野郡松茂町豊久)と徳島自動車道松茂スマートインターチェンジ(板野郡松茂町長岸。松茂パーキングエリア〔板野郡松茂町長岸〕併設(注122))を結んでいた県道40号徳島空港線が2023年(令和5年)12月12日徳島県告示第575〜576号(注123)により鳴門市大麻町東馬詰(注124)に延伸されることになり、2023年(令和5年)12月12日徳島県告示第577号により既存区間(おおよその区域はこちら)の区域が決定した。
県道40号徳島空港線は元々は徳島飛行場と国道11号線を結ぶ主要地方道路線であった
(注125)が、松茂スマートインターチェンジが設置されることになったため徳島飛行場と国道11号線、松茂スマートインターチェンジを結ぶ路線に再編された(注126)
徳島飛行場と国道11号線、松茂スマートインターチェンジを結ぶ路線になった時点で徳島飛行場と徳島県各地を結ぶ主要地方道路線として十分有用な存在になったはずの県道40号徳島空港線であるが、今回鳴門市大麻町東馬詰まで延伸されることになったのは徳島市中心部と鳴門市西部を結ぶ県道39号徳島・鳴門線沿線地域(鳴門市西部・板野郡北島町)からも徳島飛行場や松茂スマートインターチェンジを利用しやすくするようにすることや徳島・鳴門両市に挟まれ、発展が著しい地域(板野郡北島・松茂両町)の東西交通を担う有用な幹線道路を整備することが主たる理由ではないかと思われる。徳島県公式サイトに詳細な情報が載っていないために推測で書くしかないのだが松茂スマートインターチェンジと県道39号徳島・鳴門線との往来について右左折を繰り返さざるを得ないために分かりにくいことや複数の地方自治体(鳴門市・板野郡北島町)に跨ること、鳴門市西部・板野郡北島町と板野郡松茂町を結ぶ有用な幹線道路が少ないことなどから県道40号徳島空港線の延伸を企図したのだろう。
前記の通り徳島県公式サイトに詳細が載っていないのがどうかと思うところであるが、どのように整備されていくのか今後が期待される路線であると言えよう。
(出典)
・2023年(令和5年)12月12日付徳島県報定期第654号

12月20日(水曜日)…1件

12月27日(水曜日)…1件

(注釈コーナー)

注1:

注121:徳島飛行場は防衛省が管理し、なおかつ海上自衛隊の航空基地があるため徳島空港ではなく徳島飛行場が正式名称となっている。

注122:松茂スマートインターチェンジの利用に関してはいくつか制約がかけられている。それは次の通りである。
・電子料金収受システム(ETC)に対応した自動車・自動二輪車しか利用できないこと。
・全長12m以上の自動車は利用できないこと。
・下り方向(神戸・高松方面→阿南・美馬方面)については松茂パーキングエリアを利用してから松茂スマートインターチェンジで退出することはできるが松茂スマートインターチェンジから進入して松茂パーキングエリアを利用することはできないこと。
・上り方向(阿南・美馬方面→神戸・高松方面)については松茂スマートインターチェンジから進入する場合も松茂スマートインターチェンジで退出する場合も松茂パーキングエリアを利用することはできないこと。

注123:県道40号徳島空港線の延伸告示は路線認定告示(2023年〔令和5年〕12月12日徳島県告示第575号)と路線廃止告示(2023年〔令和5年〕12月12日徳島県告示第575号)の二つに分けられている。別に一つの告示(その際は路線変更告示となる)にまとめても良いように思うのだが経由市区郡町村に鳴門市が加わるために改めて県道40号徳島空港線を認定し、これまでの県道40号徳島空港線を廃止したのではないかと思われる。

注124:2023年(令和5年)12月12日徳島県告示第575号では県道40号徳島空港線の終点は鳴門市大麻町の県道39号徳島・鳴門線交点としか書いていないのだが、次に挙げる理由から本サイトでは県道40号徳島空港線の終点は鳴門市大麻町東馬詰の県道39号徳島・鳴門線交点になるのではないかとしている。
・県道40号徳島空港線の延伸区間の区域決定は見送られているが、既存区間をまっすぐ延ばしていった場合、県道39号徳島・鳴門線と接続するのは鳴門市大麻町東馬詰のどこかになること。
・県道39号徳島・鳴門線が通過する鳴門市大麻町にある大字は牛屋島と東馬詰の二つであるが、鳴門市大麻町牛屋島は鳴門市大朝町東馬詰の北隣にあること。
・もし鳴門市大麻町牛屋島を終点とすることにした場合、県道39号徳島・鳴門線徳島市中心部方面と県道40号徳島空港線徳島飛行場方面の往来が遠回りになることや県道39号徳島・鳴門線が旧吉野川を渡るために架けられた牛屋島大橋(延長:155m)のすぐ近くに橋を架けざるを得なくなることから非効率になること。

注125:県道40号徳島空港線が主要地方道に昇格したのは1993年(平成5年)5月11日建設省告示第1,270号による。それまでは一般県道路線であった(1967年〔昭和42年〕1月17日徳島県告示第23号により認定)。

注126:県道40号徳島空港線が徳島飛行場と松茂スマートインターチェンジを結ぶ路線になったのは徳島自動車道鳴門ジャンクション(鳴門市大津町大代)〜徳島ジャンクション(徳島市川内町。但し接続する徳島南部自動車道は2015年〔平成27年〕3月14日時点では未開通)〜徳島インターチェンジ(徳島市川内町)間が開通し、その途中にある松茂スマートインターチェンジが供用を開始した2015年(平成27年)3月14日に板野郡松茂町中喜来/空港線西口交差点以西の区間、すなわち板野郡松茂町中喜来/空港線西口交差点板野郡北島町太郎八須/松茂スマートインターチェンジ西入口交差点(信号機・交差点名標なし)間が開通した時である。この時発足当初からずっと板野郡松茂町しか通過していなかった県道40号徳島空港線は初めて板野郡北島町を通過するようになっている。